eスポーツチームOG:ブロックチェーン企業「DMScript(DMST)」と提携
Red Bull(レッドブル)がメインスポンサーを務めるeスポーツチーム「OG」は2020年9月9日に、ゲーム関連プロジェクトの支援と様々なブロックチェーン関連サービスを提供しているスタートアップ企業「DMScript(DMST)」と提携したことを発表しました。OGは「DMScript」が提供する複数のサービス・ソリューションを称賛しています。
こちらから読む:BTCが稼げる放置ゲー"CrossLink"公開「ゲーム」関連ニュース
OGが提携した「DMScript(DMST)」とは?
OGが提携を結んだ「DMScript(DMST)」は、ゲーム関連プロジェクトの支援やブロックチェーン技術を用いた様々なサービスを展開しているスタートアップ企業であり、「DMPlay.net、Higglo.gg、DMFast.org、Ubrzy、DMSToken」などといった複数のサービスを開発しています。
「DMPlay.net」はスクリーンを備えたデバイスがあればどこでも好きなゲームをプレイすることができるクラウドゲーミングプラットフォームであり、「Higglo.gg」はeスポーツに焦点を当てたP2Pのベッティングプラットフォーム、「DMFast.org」はインターネット接続を最適化するためのゲームネットワーク、「Ubrzy」は仮想通貨でSteam、Playstation、Microsoftなどのゲーム・アイテムを購入できるブロックチェーン基盤のオンラインストアとなっています。
「DMSToken」はDMScriptプロジェクトのユーザーがプレミアム機能を楽しむために使用することができる独自のトークンであり、法定通貨の変わりに利用することができるようになっています。
OG「DMScriptの画期的なサービス」を称賛
OGは「DMScript」との提携を通じて、チームのユニフォームに「DMScriptのロゴ」をプリントすることによって同社の製品を宣伝すると共に、同社のソリューションも活用していくと伝えられています。
OGの共同オーナー兼CROであるXavier Oswald(ザビエル・オズワルド)氏は公式発表の中で「DMFast」と「DMPlay」を"完全なゲームチェンジャーである"と称賛しており、『OGがDMScriptの画期的なソリューションからどのように利益を受けるかをeスポーツコミュニティに示すのが待ち遠しい』と語っています。
OGはこれら2つのサービスについて次のように説明を行なっています。
DMScriptが提供する2つの製品「DMFast」と「DMPlay」が私たちの目に留まりました。
「DMFast」はインターネット接続を最適化し、構成が適切に設定されていることを確認することによって、プレイしている全てのオンラインゲームの遅延問題を解決するソフトウェアです。「DMFast」にはプレイヤーが最も便利なサーバーに簡単にアクセスできるようにするVPNも組み込まれています。
「DMPlay」はゲーマーが直面する最も一般的な問題の1つ、特に競争力のあるプレイヤーに対する長期的な解決策となります。このソリューションを活用すると、複数の大陸に設置されたサーバーからお気に入りのゲームにアクセスすることができます。互換性に関係なく、ゲームを「Mac、デスクトップPC、Android携帯、iOS」などといった様々なデバイスにストリーミングすることができるのです。これはラップトップを常に持ち歩くことなく、お気に入りのゲームを楽しみたい旅行プレイヤーにとって完璧なソリューションです。
OGは公式発表の最後に『DMScriptとのパートナーシップは非常に野心的なものであり、OGにとってまだ始まりに過ぎない』と語っており、来年からOGがさらに多くの企業・ソリューションと協力していくことを語っています。
なお「OG」は、スポーツチームの公式ファントークン発行を支援している「チリーズ(Chiliz/CHZ)」とも提携しており、チームに影響を与えることができる公式ファントークンも発行しています。