Apple Payと互換性のある「バーチャルVisaカード」発表:仮想通貨決済企業Crypterium


暗号資産に対応したプリペイドカードなどを提供している仮想通貨決済企業「クリプテリウム(Crypterium/CRPT)」は、Apple社の非接触型決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」との互換性を持つバーチャルVisaカード「Crypterium Virtual Visa Card」を発表しました。

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「Google Pay」との統合も計画

クリプテリウム(Crypterium/CRPT)は「VISA(ビザ)」の元幹部であるSteven Parker(スティーブン・パーカー)氏がCEOを務めるエストニアのフィンテック企業であり、ビットコインイーサリアムなどといった複数の仮想通貨を保管することができるウォレットアプリや、仮想通貨対応の決済カードなどを提供しています。

同社はすでに仮想通貨に対応したプリペイドカードなどをリリースしていましたが、今回の発表では新たにApple社の非接触型決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」と互換性があるバーチャルVisaカード「Crypterium Virtual Visa Card」が発表されています。

Crypteriumは「プラスチックカード」と「バーチャルカード」の2種類を提供しているため、利用者はこのどちらかを選択するか、希望する場合には両方を利用することもできるとされています。利用できるカードは1人につき1枚のみと制限がかけられており、1枚のカードにつき月額2.99ユーロ(約370円)のメンテナンス料金がかかるものの、カード自体は無料であるとのことです。

「プラスチック製のCrypterium Visa Card」をすでに有している場合は無料でバーチャルカードに切り変えることができ、カードを「Apple Pay」に追加すればiPhoneなどを通じてより気軽に支払いを行うことができるようになっています。

「Crypterium Virtual Visa Card」が利用できる地域は限られているものの、同社はバーチャルカードを「Google Pay(グーグルペイ)」と統合できるようにするためのアップデートをリリースする予定であることも明かしています。

仮想通貨に対応した決済カードは世界中で続々と発行されてきていますが、これらのカードが「Apple Pay」や「Google Pay」に追加できるようになれば、仮想通貨をより気軽に利用できるようになっていくと期待されます。

>>「Crypterium」の公式発表はこちら

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