大手取引所Bitstamp「米国居住者向けのXRP取引・入金サービス」2021年に停止へ
大手暗号資産取引所「Bitstamp(ビットスタンプ)」は日本時間2020年12月26日に、米国証券取引委員会(SEC)が仮想通貨XRPを証券と判断したことを受けて『米国居住者に対するXRPの取引・入金サービスを日本時間2021年1月9日から停止する予定』だと発表しました。
米国以外へのサービスは引き続き継続
Bitstamp(ビットスタンプ)は2020年12月26日に、米国証券取引委員会(SEC)が『未登録のデジタル証券(XRP)を販売した』としてRipple(リップル)社を提訴したことを受けて、米国居住者に対するXRPの取引・入金サービスを停止する予定であることを発表しました。
米国居住者に対するXRPの取引・入金サービスが停止されるのは「日本時間2021年1月9日午前6時」の予定となっており、XRPの出金サービスはその後も継続して提供、米国以外の国に住むユーザーへのXRP関連サービスも引き続き提供を続けると説明されています。
『XRP関連のサービス提供を一時的に停止する』という発表は、これまでにも複数の取引所から行われており、日本国内の暗号資産取引所でも『XRP関連の一部サービス停止』に関する発表が行われていましたが、「Bitstamp」は現物取引ランキングで世界7位に位置付けられる大手暗号資産取引所であるため、今回の発表には注目が集まっています。
今後もその他の大手取引所から『米国居住者に対するXRP関連サービスの提供停止』の発表が続いた場合には、XRPの流動性低下・売り増加につながる可能性があるため警戒が必要です。
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2020年12月26日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格はSECの発表を受けて24日に「1XRP=25円」まで急落した後に一時40円付近まで回復していたものの、今回の発表後には再び価格が急落しており、2020年12月26日時点では「1XRP=31.70円」で取引されています。
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