Kraken:米国居住者向けのXRP取引サービス「一時停止」へ|リップル訴訟問題受け


米国の大手暗号資産取引所「Kraken(クラーケン)」は2021年1月15日に、米国証券取引委員会(SEC)がRipple(リップル)社を提訴したことを考慮して、日本時間2021年01月30日22時00分に仮想通貨XRPの取引サービスを一時停止することを発表しました。

こちらから読む:CMSトークン、エストニアの取引所に上場「暗号資産」関連ニュース

目次

2021年1月30日に「XRP取引サービス」一時停止へ

Kraken(クラーケン)は2021年1月15日に、米国証券取引委員会(SEC)Ripple(リップル)社を提訴したことを考慮して、日本時間2021年01月30日22時00分に仮想通貨XRPの取引サービスを一時停止することを発表しました。

なお「XRP取引サービスの一時停止」が適用されるのは”米国のユーザーのみ”となっているため、日本のKrakenユーザーは引き続きXRPを取引することができます。また「XRPの入出金サービス」は今後も利用可能だとされており、「Sparkトークンのエアドロップ」に関する計画にも影響を与えないと説明されています。

ただし、KrakenはXRP取引サービス停止日時となる日本時間2021年01月30日に「米国居住者のXRP関連注文」をキャンセルし、「米国居住者のXRP関連ポジション」も清算する予定だと説明しているため、1月30日の前にはXRPの価格にこれらの影響がでる可能性もあると予想されます。

サービスの再開日時については『Ripple社に対する訴訟問題の動向を継続的に監視し、新たな進展に応じて適応する』と説明されています。

>>「Kraken」の公式発表はこちら

2021年1月13日|エックスアールピー(XRP)の価格

エックスアールピー(XRP)の価格は今月7日に36円付近まで回復したものの、その後は再び下落しており、2021年1月16日時点では「1XRP=29.26円」で取引されています。

>>XRPも取扱う「Kraken」の公式サイトはこちら

2020年11月17日〜2021年1月16日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)2020年12月17日〜2021年1月16日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)

  • URLをコピーしました!

Written by

BITTIMES編集部は、2016年より仮想通貨・ブロックチェーン分野に特化したニュースを継続的に発信しており、これまでに公開した記事数は10,000本を超える。
国内外の公式発表や業界関係者の声明、信頼性の高い海外メディアの情報をもとに、最新のWeb3動向を正確かつ迅速に読者へ届けることを使命としている。

仮想通貨ニュース|新着

仮想通貨入門 - 基礎知識

市場分析・価格予想

目次