Ripple社に対する米SECの訴訟「2021年2月22日」に審理前会議開催へ
米国証券取引委員会(SEC)がRipple(リップル)社と同社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏、共同創業者であるクリス・ラーセン氏に対して行った訴訟の審理前会議が2021年2月22日に行われることが明らかになりました。
審理前会議「2021年2月22日」に実施予定
ニューヨーク州南部地区地方裁判所は、米国証券取引委員会(SEC)がRipple社と同社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏、共同創業者であるChris Larsen(クリス・ラーセン)氏に対して行った訴訟の審理前会議を2021年2月22日に行うことを明らかにしました。
2020年12月29日に提出された裁判所の文書によると、今回の審理前会議は電話で行われることになっており、会議では被告・原告側両方の弁護士が集まり、その後の日程の調整などが行われる予定だとされています。
また、今回の訴訟問題の当事者である「米SEC」と「Ripple社」は期日の1週間前となる2021年2月15日までに以下の内容を記載した書簡を提出することが求められています。
- 原告および被告の事実および法的根拠を含む事件の簡単な説明
- 考えられる動議
- 和解への見通し
米国証券取引委員会(SEC)の発表を受けて仮想通貨XRPの価格は一時的に10円台にまで急落していたものの、その後はRipple社から今回の訴訟問題についての発表が行われたことなどによって、現在のXRP価格は20円台で落ち着いています。
Ripple社側は以前から主張していた『XRPは有価証券ではない』との見解を貫いているものの、米国ではすでに複数の仮想通貨関連企業が「XRPの取り扱い停止」を発表しているため今後の動向には大きな注目が集まっています。
なお、Ripple社側は先日の声明の中で『リップルは米国内および世界の全ての製品・顧客を運用・サポートし続ける。この問題を法廷で解決して、最終的に米国の仮想通貨業界を明確にすることを楽しみにしている』とコメントしています。
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2020年12月31日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格はSECの発表後から続く暴落で一時的に19円付近まで下落したものの、Ripple社による発表後にはやや回復しており、2020年12月31日時点では「1XRP=22.12円」で取引されています。
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