
Kraken:2021年に「Lightning Network」導入へ|BTC入出金が高速かつ低コストに
暗号資産取引所「Kraken(クラーケン)」は2020年12月16日に、ビットコイン(Bitcoin/BTC)を安い手数料で素早く送金することができる技術「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」を2021年に統合することを発表しました。
こちらから読む:ビットコイン価格、ついに"2万ドル"突破「暗号資産」関連ニュース
「Lightning Network経由のBTC入出金」が可能に
Kraken(クラーケン)は2020年12月16日に、仮想通貨ビットコインを安い手数料で素早く送金することができる技術「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」を2021年のタイミングで同取引所のシステムに統合することを発表しました。
Lightning Network(ライトニングネットワーク)とは、ブロックチェーンの外で取引を行う"オフチェーン取引"によってビットコインの送金速度を向上させ、少額決済を可能にし、送金手数料を安く抑えることができる技術であり、「送金時間が遅い・送金手数料が高い」などといったビットコインの問題点を解決できる技術として数年前から注目されています。
Krakenは今回の発表の中で『2021年にはライトニングネットワークに焦点を当てたチームを採用することを約束する』と語っており、『2021年前半にはクライアントがライニングネットワーク経由でビットコインを入出金できるようにする予定』だと説明しています。
トレーダーと投資家の皆様に可能な限り最高サービスを提供するための継続的な取り組みの一環として、2021年にはライトニングネットワークに焦点を当てたチームを採用することをお約束します。
2021年前半には、お客様がライトニングネットワークを介してビットコインを入金・出金できるようにする予定です。これによってお客様はビットコインを即座に最低料金で移動することができるようになります。
また、Krakenは『ライトニングネットワークを介したより簡単な入出金は、私たちが提供しようとしている追加機能の始まりに過ぎない』とも語っており、『KrakenのLightning Networkチームに参加することによって"デジタルマネーによるプログラム可能な支払いの未来"を形作ることができる』として、これらの技術に精通した開発者を募集していることも報告しています。
Lightning Networkはビットコイン決済サービスやウォレットアプリなどでは採用されているものの、暗号資産取引所ではあまり採用されていなかったため、主流の取引所でライトニングネットワークが採用されることによって、取引所との間で行われるBTC送受金がより素早く、低コストになると期待されます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

サムスンがスマホをビットコイン採掘マシン化に成功

XRP「10億円相当」が流出|仮想通貨ウォレット「GateHub」がハッキング被害に

GTA6「仮想通貨報酬システム導入」の噂が話題に|ゲーム内で獲得・取引が可能に?

ブロックチェーン基盤のホームシェアリングサービス「Dtravel」公開|TRVL配布も予定

BINANCE:仮想通貨市場構築に向け「ウクライナ政府」と協力|法定通貨UAHもサポート

暗号資産への投資、今後3年で「億万長者の68%」参入の可能性
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

ニアプロトコル(NEAR Protocol/NEAR)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イミュータブル(Immutable/IMX)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イオス(EOS)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

レンダートークン(Render Token/RNDR)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Binance Japan(バイナンスジャパン)とは?サービス内容・特徴・取扱う暗号資産などを解説
