ロシアのロックバンド「Pussy Riot」新作シングルのNFTオークション開始
ロシアのフェミニスト・パンク・ロックバンド「Pussy Riot(プッシー・ライオット)」が、最新シングル『Panic Attack』のリリースに合わせて4つのNon-Fungible Token(NFT)を発行したことが明らかになりました。ここ最近では音楽業界でもNFTを活用する動きが活発化してきています。
新作シングル公開に合わせて「4つのNFT」をリリース
ロシアのフェミニスト・パンク・ロックバンド「Pussy Riot(プッシー・ライオット)」が、最新シングル『Panic Attack』のリリースに合わせて4つのNon-Fungible Token(NFT)を発行したことが明らかになりました。
Pussy Riot(プッシー・ライオット)は10人ほどの女性で構成されたロシアのフェミニスト・ロックグループであり、ロシアのプーチン大統領に反対する反政府パフォーマンスで世界的に注目を集めています。
今回リリースされたNFT作品は以下の4つであり、これらのNFTには拡張現実アーティストであるAsad J. Malik(アサド・J・マリク)氏によって作成された「ナディア・トロコンニコワ氏(Pussy Riot結成メンバー)の分身が登場する独創的なミュージックビデオ」が付属しています。
- PANIC ATTACK 1. TERRESTRIAL PARADISE
- PANIC ATTACK 2. SLAUGHTERED CLONES
- PANIC ATTACK 3. RIVERS OF BLOOD
- PANIC ATTACK 4. DOOMSDAY BOSS FIGHT
これらのNFTは「Foundation.app」というNFTのオークションプラットフォームで販売されており、記事執筆時点では『PANIC ATTACK 1. TERRESTRIAL PARADISE』のみのオークションを開催、最終入札価格は「6.05ETH(約126万円)」となっています。
NFTの販売で得られた資金は「Pussy Riotの今後の活動資金」として使用されるほか、「ロシアのDV被害者のシェルター資金」などにも充てられると伝えられています。
Non-Fungible Token(NFT)はここ最近で音楽業界でも発行され始めており、先月7日には「Linkin Park(リンキン・パーク)」でボーカル・ギター・ラップ・キーボードを担当しているMike Shinoda(マイク・シノダ)氏がNFT形式の音楽作品をリリースした他、今月は「Kings of Leon(キングス・オブ・レオン)」もNFT形式でアルバムをリリースしています。