グレースケール:暗号資産投資信託に「カルダノ(Cardano/ADA)」追加
米国の大手投資信託運用会社である「Grayscale(グレースケール)」は2021年7月2日に、同社が提供している時価総額ランキング上位の銘柄で構成される暗号資産投資信託「Digital Large Cap Fund」にカルダノ・エイダ(Cardano/ADA)を追加したことを発表しました。
こちらから読む:BINANCE、トラベルルール遵守体制を強化「暗号資産」関連ニュース
比重4.26%で「Cardano/ADA」を追加
Grayscale Investments(グレースケール・インベストメンツ)は2021年7月2日に、同社が提供している時価総額ランキング上位の銘柄で構成される暗号資産投資信託「Digital Large Cap Fund」にカルダノ・エイダ(Cardano/ADA)を追加したことを発表しました。
今回新たにADAが追加されたことによって「Digital Large Cap Fund」を組成する暗号資産と比重は以下のようになりました。なお、ADAの比重は「Digital Large Cap Fund」に組み込まれたアルトコインの中でも特に高く設定されています。
暗号資産 | 比重 |
ビットコイン(BTC) | 67.47% |
イーサリアム(ETH) | 25.39% |
カルダノ(ADA) | 4.26% |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 1.03% |
ライトコイン(LTC) | 0.99% |
チェーンリンク(LINK) | 0.86% |
(画像:Grayscale)
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)は「技術開発が特に活発に進められているブロックチェーンプロジェクト」としても知られており、今年4月には「ブロック生成の完全分散化」も実現、今月は「ADAの合計ステーキング枚数がADA総供給量の70%を突破したこと」なども話題となっていました。
また、現在はスマートコントラクトなどの新機能を導入するための大型アップグレード「Alonzo(アロンゾ)」の工程が進められているため、今後の更なる技術活用などにも期待が高まっていますが、グレースケールの「Digital Large Cap Fund」でADA比重が"4.26%"に設定されている点を見ると、グレースケールもCardano(ADA)の将来に高い期待感を示していると考えられます。
こちらの記事も合わせてどうぞ
2021年7月3日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先月22日に112円付近まで下落したものの、その後は徐々に回復してきており、2021年7月3日時点では「1ADA=152.84円」で取引されています。