韓国・新韓銀行「Klaytn(クレイトン)のガバナンス評議会」に参加
Kakao(カカオ)のパブリックブロックチェーンプロジェクトである「Klaytn(クレイトン)」は2021年7月5日に、韓国の大手銀行である「新韓銀行」がKlaytnのブロックチェーンネットワークを支えるガバナンス評議会に参加したことを発表しました。韓国の伝統的な金融機関がKlaytnのガバナンス評議会に参加するのは今回が初だと報告されています。
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韓国大手銀行の評議会参加は「今回が初」
Klaytn(クレイトン)は2021年7月5日に、韓国の大手銀行である「新韓銀行」がKlaytnのブロックチェーンネットワークを支えるガバナンス評議会に参加したことを発表しました。
クレイトンは日本でも人気のSNSアプリ「カカオトーク」を開発・提供しているしている韓国企業「Kakao(カカオ)」の傘下に属するブロックチェーン開発企業「Ground X(グラウンド・エックス)」が開発したブロックチェーンであり、「エンターテイメント・ゲーム・旅行・スポーツ・美容・食品・金融・ヘルスケア・ソーシャルメディア」などといった"幅広い業界を巻き込んだ大規模なブロックチェーンエコシステム"を構築しています。
Klaytnのガバナンス評議会には既に「BINANCE・LG・Gumi」などをはじめとする様々な大手企業が参加していましたが、韓国の伝統的な金融機関がクレイトンのガバナンス評議会に参加するのは今回が初であると報告されています。
(画像:Klaytn)
新韓銀行は世界中に1,026の支点を構える韓国で最も著しい成長を遂げている大手銀行であり、総資産は176.9兆ウォン(約17兆円)にのぼると伝えられているため、新韓銀行の参加は順調に成長を続ける「Klaytn」にとって重要なマイルストーンであると考えられます。
Klaytnは公式発表の中で『新韓銀行をガバナンス評議会メンバーとして迎えることによって、"規制を完全に遵守している"という面でもユーザーを安心させることができる』と述べており、『中央銀行への違反リスクも排除される』と説明しています。
なお、新韓銀行は今年4月に「Google・BOEING・IBM・LG・野村ホールディングス」などといった世界的に有名な大手企業が数多く参加しているへデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)の運営審議会にも参加しています。