暗号資産自動損益計算のクリプタクト「DeFi取引の編集機能」を大幅強化
暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算ツールなどを提供している「Cryptact(クリプタクト)」は2022年4月7日に、DeFi(分散型金融)取引のアグリゲーション機能における編集機能を大幅強化したことを発表しました。今回の発表では、今後実施予定のアップデート内容についても報告されています。
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DeFi取引の編集機能を大幅強化
Cryptact(クリプタクト)は2022年4月7日に、DeFi(分散型金融)取引のアグリゲーション機能における編集機能を大幅強化したことを発表しました。
クリプタクトは暗号資産の確定申告などに役立つ損益計算ツールなどを提供している企業であり、暗号資産取引所の取引履歴をアップロードしたり、暗号資産取引所とのAPI連携を行うことによって、各種取引所での取引履歴を一括管理して、取引所別・通貨別・年別などで実現損益を簡単に確認することができるサービスを提供しています。
同社は2021年12月に日本初のDeFi取引アグリゲーション機能をリリースして以降、「BNB Chain」や「Ethereum」上の取引でDeFi取引の自動集約・取引内容の自動識別・編集・損益計算までを一気通貫で行う機能を提供していましたが、今回のアップデートでは以下のような機能改善が行われたと報告されています。
DeFi取引のみを抽出したシンプルでわかりやすいUI
「DeFi取引一覧」画面を新設。DeFi取引のみを一覧表示することで、どんなDeFi取引が行われたかをユーザーが一目で確認可能に。
取引編集の際のクリック数削減
DeFi取引一覧画面上で取引内容の編集が可能に。1取引ごとに詳細画面を開くことなく、スピーディーに編集できる。
取引一括編集機能
DeFi取引一覧画面から、複数の取引の取引内容を一括でアップデートすることが可能になり、操作性が格段にアップ。
「今後のアップデート予定」についても報告
Cryptact(クリプタクト)は今回の発表の中で、以下のような複数の機能でアップデートを予定していることも報告しています。今後予定されているアップデートの内容は以下の通りです。
【対応ブロックチェーンの拡大】
既存のBSC・ETHに加え、Polygon・Avalanche・Fantomの各チェーンの追加を予定。その他取引が活発なブロックチェーンの追加も同時並行で進めている。
【取引内容の自動識別】
DeFi取引の取引内容自動識別機能における、自動識別率の向上。2021年12月の第1弾リリース以降、自動識別率は日々増加し、識別率は50.03%(第1弾リリース時点)から66.92%(2022年4月7日時点)に向上している。
【取引の編集】
画面上からワンストップで編集が行えるよう、更なる操作性・利便性の向上を目指し追加機能のアップデートを計画。
【損益計算】
DeFi以外の取引も考慮した総括的な自動計算を、より高度な処理能力で行うことを目指すとともに、DeFi取引に特化した投資成績管理やポートフォリオ管理機能の強化等もさらに目指していく。