仮想通貨ニュース週間まとめ「アナリストの価格予想・詐欺関連の重要な注意喚起」など
2024年8月18日〜24日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
SONY・Astarが協力「Soneium」発表
SONY(ソニー)とAstar(アスター)は2024年8月23日に、Web3の基盤となるインフラネットワーク・L2ブロックチェーンであるSoneium(ソニューム)を開発したことを発表しました。
Soneiumについては、SONYとAstarの両方から発表が行われていて、アスターの公式発表では「ASTR保有者にSoneium L2上で様々な有益な機会とリワードを提供する」とも説明されています。
カルダノ重要アップグレードに関する続報
カルダノ(Cardano/ADA)の分散型ガバナンス本格導入に向けた重要アップグレードである「Changハードフォーク」の実施予定日が延期されたことが明らかになりました。
これは重要アップグレードであるChangハードフォークをより安全・確実に遂行するための決定であり、これによって取引所やDAppsは準備にさらに時間をかけることができるようになると説明されています。
注目のアップグレード実施日は?
Shiba Eternity「クローズドベータ版」リリース
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連のWeb3ゲームである「Shiba Eternity」は2024年8月21日に、Web3版Shiba Eternityのクローズドベータ版をリリースしたことを発表しました。
最近では、SHIB関連のイーサリアムL2であるShibariumを基盤とした「K9 Finance」のリキッドステーキングサービスのローンチ日も発表されています。
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メタマスクが「便利な新機能」を追加
MetaMask(メタマスク)は2024年8月21日に「Send & Swap(送金&交換)」と呼ばれる新しい機能の提供を開始したことを発表しました。
Send & Swap(送金&交換)は、メタマスクのウォレットから仮想通貨を送金する際に「別トークンとの交換」と「相手への送金」をまとめて行うことができる機能となっています。
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BTC価格は上がる?下がる?アナリストの価格予想
ビットコイン(BTC)では過去数週間で回復傾向が見られているため、今後のさらなる価格上昇には期待が高まっていますが、一部のアナリストからは「ビットコインに非常に稀な強気サインが出ていること」も報告されています。
しかし、短期的なビットコインの値動きについてはアナリストの間でも意見が分かれているようで、「BTCは重要なサポートレベルを維持しているものの、5万6,000ドルを下回れば新たな安値を探る展開になる可能性がある」と分析する意見も出ています。
Binance Japan「3つの日本円取引ペア」を追加
Binance Japan(バイナンスジャパン)は2024年8月22日に、同社が提供している暗号資産の現物取引サービスに「3つの日本円建て取引ペア」を追加しました。
最近では、暗号資産取引所bitbank(ビットバンク)におけるスマホ・パソコン両方の仮想通貨取引画面で、ユーザーインターフェース(UI)の大幅リニューアルが実施されることも報告されています。
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BRICSの決済システム、仮想通貨に与える影響は?
BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が開発を進めている独自のデジタル決済システムが世界159カ国で採用される可能性があることが明らかになりました。
BRICSで開発が進められているデジタル決済システムは、米ドルやSWIFTにも影響を及ぼす非常に大規模なシステムであるため、本格的に決済システムが利用され始めた場合には、仮想通貨業界にも大きな影響がもたらされる可能性があると予想されています。
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仮想通貨保有者を狙う「詐欺」の報告が増加
仮想通貨市場では徐々に回復傾向が見られてきますが、その一方では「仮想通貨関連の詐欺」に関する報告も続々と増えてきています。
最近では「仮想通貨を盗む悪質なChrome拡張機能」に関する注意喚起がなされている他、「Mac利用者を狙うマルウェア」の報告もあり、「マクドナルドの公式インスタが仮想通貨詐欺に悪用されたこと」も報告されています。
価格上昇時には、仮想通貨保有者を狙う詐欺が増加する傾向にあるため、最新の動向を把握して多様化する詐欺に細心の注意を払うことが重要です。