
ハードウォレット「Ledger」に脆弱性が見つかる
by BITTIMES
仮想通貨を保管するために使われているハードウォレット レジャー(Ledger)に、ユーザーの資産を流出させてしまう恐れのある脆弱性が発見され、レジャー社がその問題と取るべき対策を公開しました。
レジャー社の発表によると、マルウェアに感染したパソコンを使ってLedger内にビットコイン受取り用アドレスを生成しようとした時に、「中間者攻撃」というセキュリティ侵害が起こる可能性がある とのことで、アドレスを生成するためのコードをマルウェアが書き変えることによって、全ての入金がハッカーに送られてしまうのだそうです。
被害を防ぐための対策

レジャー社はこの問題を防ぐために取るべき対策も公開しています。
下の画像内の矢印のボタン(QRコードの下にあるモニターのようなボタン)をクリックすると、ハードウォレットの画面に受取用アドレスが表示されます。

このアドレスが正しいかどうかを、毎回しっかりと確認することが重要です。もしもユーザーのモニター上のウォレットが自分のウォレットの画面上のものと一致しない場合、モニター上のアドレスが正しくないためです。
レジャー社は、この方法はレジャー社がユーザーに対して強制できる方法ではないため、あくまでもユーザー自身が責任を持って資金管理を行うようにと呼びかけています。
日本でも人気の高い Ledger ですが、やはりハードウォレットであってもこういった問題には常に注意が必要だということですね。今後もセキュリテイ面の情報には常に意識を向けておきたいですね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

1inch Network:カード型ハードウェアウォレット「1inch Hardware Wallet」を発表

クリプトジャッキングとは?被害を防ぐ対策法を紹介します

ビットコインキャッシュ(BCH)の非接触型ウォレットアプリ「HandCash」

【2019年】国内仮想通貨取引所の「セキュリティ対策・資産管理状況」まとめ

【完全版】TREZOR(トレザー)とは?基本情報から「購入方法・使い方」まで詳しく解説

リップル(XRP)「約3,600万円相当」盗難事件 ー オーストラリアで女性逮捕
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など
