ジョン・マカフィー:匿名仮想通貨「GHOST」発行へ|PoS採用でプライバシーも保護
ウイルス対策ソフト「McAfee」の創設者として知られるサイバーセキュリティの専門家John McAfee(ジョン・マカフィー)氏は2020年4月11日に、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用した匿名性の高い仮想通貨「Ghost(ゴースト)」の開発に取り組んでいることを明らかにしました。
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匿名仮想通貨ゴースト「McAfeeDex」で取扱いへ
John McAfee(ジョン・マカフィー)氏は2020年4月11日のツイートで、自身が新しく開発している仮想通貨「Ghost(ゴースト)」を発表しました。
この仮想通貨は匿名性の高い仮想通貨(プライバシーコイン)となっており、近年仮想通貨業界で注目を集めているプルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用していると伝えられています。
My latest:
— John McAfee (@officialmcafee) April 11, 2020
GHOST
It's a proof of stake privacy coin to make you a "ghost" when transacting online!
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最新発表:GHOST
これはオンラインで取引する際に"ゴースト"になるプルーフ・オブ・ステークを採用したプライバシーコインです。
McAfeeDexのアトミックスワップにより、BTC/BCH/ETHなどの仮想通貨と取引できるようになります!
DEX/プライバシーコインの組み合わせを使用して、私たちは金融を完全にコントロールすることができます!
「McAfeeDex」とは、ジョン・マカフィー氏が立ち上げた分散型の仮想通貨取引所(DEX)であり、本人確認手続きを行うことなく、様々な仮想通貨を他のユーザーと直接取引することができるように設計されています。
「McAfeeDex」に関する記事はこちら
プライバシー保護・安い手数料・迅速な取引
Ghost(ゴースト)の公式サイトによると、この仮想通貨は最新のエスクロープールを使用して取引履歴を保護・消去することによってユーザーのプライバシーを保護しているとのことで、取引はごくわずかな手数料で60秒以内に完了すると説明されています。
一般的に知られる匿名通貨「モネロ(Monero/XMR)」との違いについては『真に分散化された仮想通貨取引所で交換できるため、政府によるシャットダウンが不可能になる』とされています。
Ghostのホワイトペーパーは「2020年5月15日に公開される」と報告されており、仮想通貨発行時にGhostを無料で手に入れるためには2020年5月25日に「ESTトークン」を保有している必要があるとされています。GHOST今日給料の25%はESTトークン保有者に割り当てられることになっており、残りのGHOSTはPoSに割り当てられるとのことです。
マカフィー氏は仮想通貨業界の有名なインフルエンサーとして知られていますが、同氏の過激な発言や行動は物議を醸しています。同氏は以前まで『ビットコインの価格は2020年末までに100万ドル(約1億円)に達する』と語っていましたが、今年1月にはこの発言を取り下げた上で『ビットコインは真のクソコインだ』とまで発言しています。