
Huawei:新型スマホMate 40に「デジタル人民元のハードウォレット」搭載
中国に本社を構える通信機器大手メーカー「Huawei(ファーウェイ)」が新たに発表した5G対応のスマートフォン「Mate40」が、中国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)「デジタル人民元」に対応したハードウォレットを搭載していることが明らかになりました。
こちらから読む:カンボジア中央銀行、CBDC"バコン"運用開始「CBDC」関連ニュース
最新スマホに「デジタル人民元ウォレット」搭載
Huawei(ファーウェイ)の消費者ビジネスグループCEOであるChengdong Yu氏は2020年10月30日に、5Gに対応した新しいスマートフォン「Huawei Mate 40」を発表しました。
「Huawei Mate 40」には、中国で開発・テストが進められている中央銀行デジタル通貨(CBDC)「デジタル人民元」に対応したハードウォレットが搭載されているとのことで、Chengdong Yu氏は『デジタル人民元のハードウォレットを搭載した初のスマートフォン』だと紹介しています。
中国で人気のSNSサービス「Weibo(ウェイボー)」でHuaweiが発表した内容によると、「Huawei Mate 40」に搭載されているウォレットはハードウェアレベルのセキュリティ・管理可能な匿名性・オフライン送金などの機能を備えていると説明されています。
Huawei Mate 40シリーズは、デジタルRMB(人民元)ハードウェアウォレットをサポートする最初のスマートフォンであり、ハードウェアレベルのセキュリティ、制御可能な匿名保護、およびデュアルオフライントランザクションを備え、新しい安全で便利な支払いエクスペリエンスをもたらします。
デジタル人民元のテストは既に中国で積極的に実施されており、今月半ばには合計1,000万元(約1.57億円)相当のデジタル人民元が一般市民に配布され、その95%が実際に使用されたことが報告されていましたが、最新のスマートフォンに「デジタル人民元に対応した高性能ウォレット」が搭載されることによって、デジタル人民元の本格的な運用開始がより現実的になってきたとして注目されています。
中国政府や中国人民銀行は「デジタル人民元の正式な運用開始時期」などについての発表は行っていないものの、今月23日には中国人民銀行が「中国人民銀行法の改正案」を公開し、一般からの意見募集を開始しています。

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