ビットコイン価格:対ロシアルーブル(RUB)で「過去最高値」を更新
先日150万円を突破した暗号資産ビットコイン(Bitcoin/BTC)が、ロシアの法定通貨ロシアルーブル(RUB)に対して過去最高値を更新したことが明らかになりました。
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ロシアルーブル建てで「過去最高値」を更新
暗号資産関連の様々なデータを公開しているウェブサイト「CoinGecko(コインゲッコー)」のデータによると、ビットコイン(BTC)は現在ロシアの法定通貨であるロシアルーブル(RUB)に対して過去最高値を超えていると報告されています。
CoinGeckoのデータでは、対ロシアルーブルのビットコイン過去最高値は「1BTC=1,157,051RUB」とされていますが、現在のビットコイン価格は「1BTC=1,222,648RUB」まで高騰しています。
2013年4月28日〜2020年11月6日 BTC/RUBのチャート(画像:CoinGecko)
ロシアルーブル(RUB)の価値はビットコインが過去最高値をつけた2017年と比べると米ドル(USD)に対してやや下落しており、2017年時点で「1USD=59RUB」だったルーブルの価格は現在「1USD=77ルーブル」ほどとなっているため、"対USDの過去最高値更新"よりも早く過去最高を記録することとなりました。
過去最高値更新は「その他複数の国の通貨」でも
ビットコイン価格は先日5日に、2019年6月に主要な壁となっていた150万円の価格帯を突破しましたが、その後も価格上昇は続いており、記事執筆時点では「1BTC=1,639,954円」まで高騰しているため、日本でも過去最高値更新を期待する声は高まってきています。
対日本円でみた場合のビットコイン過去最高値は「1BTC=2,214,000円」となっているため、対日本円での過去最高値更新にはもうしばらく時間がかかると予想されますが、その可能性は確実に高まってきていると考えられるため、今後の動きにも注目です。
なお、今年3月頃から価格上昇の勢いを強めているビットコインは、2020年10月時点で「ブラジル・トルコ・アルゼンチン・ベネズエラ・スーダン・アンゴラ・ザンビア」など7つの国の通貨で過去最高値を記録したことが報告されています。
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