
スペイン第2位大手銀行BBVA:暗号資産関連サービス「2021年」に提供開始か
スペインで2番目に大きな銀行である「ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)」が、スイスで暗号資産(仮想通貨)の取引サービスとカストディサービスを提供する可能性があることが「Coindesk」の報道で明らかになりました。
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仮想通貨取引・カストディサービス提供の可能性
仮想通貨メディア「Coindesk」の報道によると、事情に詳しい2人の人物はスペインの大手銀行である「ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)」がスイスで暗号資産関連サービスの提供を計画していることを明かしたとされています。BBVAは「サンタンデール銀行」に次いで2番目に大きいスペインの銀行であり、8,400億ドル(約87兆円)以上の資産を管理しています。
報道によると、BBVAは「暗号資産取引サービス」と「暗号資産カストディサービス」の提供を計画しているとのことですが、スイスで仮想通貨関連サービスを提供するためには「スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)」が定めている規制条件をクリアする必要があるため、正式に提供が開始されるのは2021年1月以降になる可能性が高いとされています。
また、この情報を明かした情報筋は『BBVAは"セキュリティトークン(デジタル証券)"などを処理するためのソリューションを構築しているのか?』という質問に対して『これは"仮想通貨"関連のサービスだ』と回答したとも報告されています。
BBVAが提供する仮想通貨のカストディサービスでは、すでにスイスで仮想通貨関連サービスを提供しているロシアの大手銀行「Gazprombank(ガスプロムバンク)」が採用している「SILO」と呼ばれるデジタル資産保管ソリューションが利用されるとのことです。
ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)が仮想通貨関連サービスを本格的に開始するためには、規制上の課題を解決するために複数のプロセスを得る必要があるとのことですが、スイスでサービスを展開した後にはその他の地域にも範囲を拡大し、最終的にはヨーロッパ全域の顧客をターゲットにするとも報じられています。
最近では『世界中で複数の大手銀行が"暗号資産関連サービスの提供"を計画している』ということが報告されているため、2021年には様々な金融機関から「暗号資産関連サービスの開始」に関する発表が行われる可能性もあると予想されます。
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