Binance Coin(BNB)過去最高値「4,200円」を突破|長期的に価格上昇続く
暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」が発行している独自の仮想通貨「バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)」の価格は、2021年1月18日に過去最高値となる「1BNB=4,200円」のラインを突破しました。BNBは元々『BINANCEで取引手数料割引を受けることができるユーティリティトークン』となっていましたが、現在は店舗などでの支払い手段としても使用することができるようになってきています。
こちらから読む:bitFlyer、暗号資産積立サービス開始「暗号資産」関連ニュース
バイナンスコイン価格「1BNB=4,700円」まで上昇
BINANCE(バイナンス)が発行している独自の仮想通貨「バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)」の価格は、2021年1月18日に過去最高値となる「1BNB=4,200円」のラインを突破しました。
BNBの過去最高値は2019年6月に記録した「1BNB=約4,200円」であり、その後2020年3月には一時的に1,000円以下にまで下落していたものの、3月以降は順調に上昇を続けており、2021年1月18日時点の価格は「1BNB=4,769円」となっています。
2017年9月16日〜2021年1月18日 BNBの価格チャート(画像:Coingecko)
2017年のICOで販売されたBNBは、仮想通貨取引所BINANCEにおける"割引価格での取引手数料支払い"などに使用することができましたが、その後は利用範囲も増えており現在は「ホテルや航空券などといった様々な商品を購入する際の決済手段・バーチャルギフトやクレジットカードによる買い物での支払い・Binance Launchpadがホストするトークンセール」などでも使用することができるようになっています。
なお、バイナンスコインは元々Ethereumのブロックチェーン技術を活用した「ERC20トークン」として発行されていましたが、BINANCE独自のブロックチェーンである「Binance Chain(バイナンスチェーン)」がローンチされた後は、BinanceChainのネイティブトークンとなっています。
BNBを使用すれば、BINANCEで仮想通貨を取引する際に取引手数料割引を受けることができるため、BINANCE利用者が増加すればBNB利用者も増加していくことになると予想されますが、その一方でBNBは定期的にバーン(焼却)されているため、今後も需要が高まるにつれてBNBの価格はさらに上昇していくことになると予想されます。
時価総額ランキングでも上位に位置付けられているBNBは投資家の間でも注目されるトークンの1つとなっており、暗号資産分析企業「Blockfyre(ブロックファイア)」の共同創設者でありながら、トレーダー&アナリストとしても知られるSimon Dedic(サイモン・デディック)氏は、2020年6月に『BNB価格は500ドル(約50,000円)に到達する可能性がある』との予想を語っています。