米Kraken:スマホアプリが「Apple Pay・Google Pay」に対応
米国の大手暗号資産取引所「Kraken(クラーケン)」は2021年9月21日に、同社が提供しているスマートフォン向けアプリが「Apple Pay」と「Google Pay」に対応したことを発表しました。これにより、Krakenアプリの利用者はApple PayやGoogle Payを使用して仮想通貨を購入することができるようになったと報告されています。
こちらから読む:ビットバンク、逆指値注文機能提供へ「暗号資産」関連ニュース
仮想通貨を「わずか3ステップ」で簡単購入
Kraken(クラーケン)は2021年9月21日に、同社が提供しているスマートフォン向けアプリが「Apple Pay」と「Google Pay」に対応したことを発表しました。
日本居住者向けに提供されているスマホアプリ「Kraken Pro」は対応していないものの、今回の対応によって米国のKrakenアプリ利用者は「Apple Pay」や「Google Pay」を使用して簡単に仮想通貨を購入することができるようになったと報告されています。
公式発表によると、Krakenアプリはユーザーの「Apple Pay」または「Google Pay」アカウントに自動接続するため、仮想通貨は以下の3ステップで購入することができると説明されています。
- Krakenアプリで購入したい仮想通貨の「購入(Buy)」ボタンをタップする
- 購入したい仮想通貨の数量を入力して「Pay With」オプションの中から「Apple Pay」または「Google Pay」を選択する
- 購入内容を確認して取引を確定する
通常仮想通貨を購入する際には「日本円やドルなどの法定通貨を入金して取引する」という方法をとる必要がありますが、「Apple Pay」や「Google Pay」に対応していれば入金の手間を省いて簡単に仮想通貨を購入することができるため、仮想通貨をより手軽に購入できるようになり、取引が活発化すると期待されます。
なお、Krakenは2020年10月に暗号資産交換業者としての登録を完了している日本法人「Payward Asia株式会社」を通じて日本居住者向けにもサービス提供を開始しており、今年7月には初心者でも簡単に仮想通貨を売買・交換することができる「販売所」のサービスも開始されています。