Ripple(リップル)ゲーム業界のブロックチェーン導入促進に向け「Forte」と提携
Ripple(リップル)社の投資部門である「Xpring」がブロックチェーンゲーム会社である「Forte」と提携を結び、1億ドル(約111億円)のファンドを設立したことが2019年3月12日に明らかになりました。両社はゲーム業界で「Blockchain技術」の導入を促進することを目指しています。
こちらから読む:世界初のXRP連動ETPがスイスに「Ripple/XRP」関連ニュース
Forteとは
Forteは、アメリカ・サンフランシスコに本社を構え、ゲーム業界向けに構築されたブロックチェーンプラットフォームと製品を開発している企業です。Forteは「プレーヤー主導型ゲーム経済」の新たな基盤を築き、プレーヤーとパブリッシャーの間のインセンティブをより適切に調整するための使いやすい技術とツールを開発者に提供しています。
同社の創設チームは、ゲームプラットフォーム開発やゲームデザインの専門家や、
・Kabam
・GarageGames
・Unity
・Linden Lab
・Gen.G Esports
といった大手企業に勤務した経歴を持つ専門家によって構成されています。
その他数多くの企業からも支援を受けている同社は、Andreessen Horowitz、Battery Ventures、Canaan Partners、Coinbase Ventures、1confirmationなどからも投資と支援を受けていると伝えられています。
ゲーム業界で「ブロックチェーン採用を促進」
Ripple社とForteは、ゲーム業界でブロックチェーン技術を採用を促進することを目指しており、開発者がゲームにブロックチェーン技術を導入するのを容易にし、プレイヤーとの関わりや収益化を高めるための取り組みを行なっています。
またRipple社は資金提供を行うだけでなく、ゲーム・プラットフォームの構築にも関わると報じられており、「Forte」のプラットフォームには、Ripple社との提携によって設計された複数の要素が含まれていると報告されています。
Forteの製品にはオープンソースのインターレジャー・プロトコル(Interledger Protocol)が使用され、仮想通貨XRP/米ドルが決済の基軸ペアになるとされています。また「Codius」と呼ばれる技術を採用していることによって、異なるブロックチェーン間での決済も可能になるとも報じられています。
Ripple社の投資部門である「Xpring」は、ゲームだけでなく音楽などといったエンターテイメント関連への投資も行なっており、先月はブロックチェーン技術やXRPを用いて音楽業界に変革をもたらすことを目指しているスタートアップ企業「Raised in Space Enterprises」を支援していることも発表されています。
国際送金だけでなく幅広い分野に渡って利用できるようになりつつある仮想通貨「XRP」や、その発展を支えるRipple社には今後も期待が高まります。
Ripple社と提携を結んだ「Forte」に関する詳しい情報は以下の公式サイトをどうぞ
>「Forte」の公式サイトはこちら
Ripple(XRP)に関するその他の記事はこちら
2019年3月13日|リップル(Ripple/XRP)の価格
リップル(Ripple/XRP)の価格は、過去2ヶ月間に渡って34円前後で安定して推移しており、2019年3月13日時点では「1XRP=34.56円」で取引されています。過去30日間の最安値は2月25日に記録した約33円となっています。
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