ジーキャッシュがハードフォークに向けて新しいソフトウェアを発表
ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は初めてとなるシステム全体のソフトウェアアップグレードに備えて、新しいソフトウェア「Overwinter」を発表しました。
6月に活動を開始するように設定されているこのソフトウェアは「Overwinter」と呼ばれており、今後のアップデートを見越して技術を強化するためにzcashの開発チームが進めています。ハードフォークと呼ばれるメカニズムを介して制定されるコードの性質上、すべてのユーザーはシフトを行う必要があります。
Overwinterには、バージョン管理/ネットワークアップグレードの再生保護/透過的なトランザクションのパフォーマンス改善/トランザクションの期限切れの新機能/などが含まれます。
しかし、ソフトウェアは新しいOverwinterルールを実装していますが、正確なブロック番号が確定されると、リリースの状態がさらにアップグレードされます。
ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)は昨年、個人間取引に必要なストレージを削減するとともに、ブロックチェーンの基盤となるクロプトグラフィー(暗号法)であるzk-snarkに対する新たなセキュリティアップデートを加える新たなアップデートをリリースすると発表しました。
zcashフォーラムの記事にはチームの「リリース候補の手動テスト」がまだ進行中であると書かれています。
zcashチームはOverwinterのリリースを数回延期しました。これは、ソフトウェアのレビューとテスト中に発見されたバグの修正に余分な時間を必要とするためです。
ジーキャッシュのOverwinterではハードフォークに必要な以下のような変更が加えられました。
- 現在のブロックチェーン上でマイニングできていない取引の除去
- Overwinter以前のノードは始動後、新たに分岐したチェーン上では瞬時に削除されるよう設定
- RPCインターフェイスにネットワークアップグレードとバージョンディプリケーションの情報を追加
- ディスクからブロックインデックスが読み込まれないというバグを改善
- 再構成や100ブロックの分岐の回収のために、ロールバックリミットを実行
- 実験的に、z_mergetoaddressを追加
- -dbcacheのデフォルト価値を引き上げ
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