NFT購入者に人気の「ブロックチェーンゲーム」は?【ブロックチェーンコンテンツ協会調査】

by BITTIMES

ブロックチェーンコンテンツ協会は2020年11月5日に、同協会が実施した「ブロックチェーンゲーム」や「Non Fungible Token(NFT)」に関するユーザーアンケートの結果を公開しました。今回の調査では「ブロックチェーンゲームやNFTが"投資対象"として捉えられていること」や「比較的高額の資金がブロックチェーンゲームに投資されていること」などが明らかにされています。

こちらから読む:コインチェック、一部通貨で"変動型送金手数料"導入へ「国内ニュース」

BCゲーム・NFT関連で「16項目のアンケート調査」実施

ブロックチェーンコンテンツ協会が実施したユーザーアンケートは、同協会が「ブロックチェーンコンテンツ関連業者」や「暗号資産交換事業者」の協力を得て2020年10月13日〜19日の期間にかけて実施したものであり、ブロックチェーンゲーム」や「Non Fungible Token(NFT)」に関連する以下合計16項目に関するアンケート調査が実施されています。

  1. 基礎データ
  2. ブロックチェーンゲーム(サービス)を始めた時期
  3. ブロックチェーンゲーム(サービス)を始めたきっかけ
  4. ブロックチェーンゲーム(サービス)を始めた理由
  5. ブロックチェーンゲーム(サービス)を選ぶ基準
  6. NFTの購入経験の有無
  7. NFTの購入時期
  8. NFT保有状況
  9. NFT購入理由
  10. NFTを購入する際の決済手段
  11. NFTの取引場所
  12. ユーザーが今後のNFTに求めるもの
  13. ブロックチェーンゲームへの投資状況
  14. NFT取引の利益発生状況
  15. ブロックチェーンゲーム(サービス)に関する情報収集手段
  16. ユーザーの考えるブロックチェーンゲーム(サービス)の魅力

「アンケート調査の参加者」について

今回のアンケート調査に参加した2,395名の回答者のうちの88%は男性だとされており、残りの12%が女性だと報告されています。居住地域に関しては43%が東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬などの首都圏に住む人々となっており、首都圏以外に居住する人は56%、海外に住む人は1%とされています。

職業に関しては「会社員・公務員が60%、個人事業主が14%、会社役員が6%、アルバイト・パートが6%、学生が2%、医師・歯科医師が1%、士業(弁護士・司法書士他)が1%、その他が10%」とされています。

始めた理由は「技術・投資への興味」

「ブロックチェーンゲーム(サービス)を始めた理由」で最も多かったものは『仮想通貨に興味があったため(44%)』となっており、その次に多かった理由は『ブロックチェーン自体に興味があったため(17%)』となっています。

また、今回の調査ではブロックチェーンゲーム(サービス)を"投資の1つ"として捉えているユーザーが多いことも明らかにされており、『長期投資として興味があったため(16%)』や『投資として興味があったため(14%)』などの回答が多かったことも報告されています。

NFT購入理由でも「投資目的」が上位に

NFTの購入理由(画像:ブロックチェーンコンテンツ協会)NFTの購入理由(画像:ブロックチェーンコンテンツ協会)

「Non Fungible Token(NFT)の購入理由」で最も多かった回答は『ゲーム(サービス)をより楽しむため(38%)』となっていますが、これに関しても"投資目的"のユーザーが多かったことが報告されており、『長期投資目的(18%)』『投資目的(18%)』の合計36%が投資目的であると回答しています。

しかしながらアンケート調査に参加した2,395名のうち「実際にNFTを購入したことがあるユーザーの数」は非常に限られており、16%が『NFT購入経験がある』と回答、84%は『NFT購入経験がない』と回答しています。

NFT購入者に人気の「ブロックチェーンゲーム」

NFT購入者373名を対象としたアンケート調査で「特にNFT保有割合が多かったブロックチェーンゲーム」としては以下のようなゲームが挙げられています。

  • My Crypto Heroes(22%)
  • Brave Frontier Heroes(13%)
  • CryptoSpells(12%)
  • ContractServant(7%)
  • CryptoKitties(7%)
  • The Sandbox(7%)
  • くりぷ豚レーシングフレンズ(6%)
  • CHOJO(5%)
  • VenusScramble(5%)
  • EGGCRYPTO(3%)
  • F1 Delta Time(3%)
  • その他(10%)

投資金額は「10万〜100万円」が最多

ブロックチェーンゲームへの投資状況(画像:ブロックチェーンコンテンツ協会)ブロックチェーンゲームへの投資状況(画像:ブロックチェーンコンテンツ協会)

「ブロックチェーンゲームへの投資状況」に関しては『100,001円〜1,000,000円を投資している割合』が全体の約3割を占めており、ブロックチェーンゲームに高額の資金が投資されていることが明らかにされています。

また『実際に利益が発生しているユーザーの割合』も全体の約3割を占めていることが報告されており、『利益が発生しているユーザー内の利益の額』に関しては10,000円〜50,000円の割合が最も高く、全体の約3割を占めていることが明らかになっています。

「ブロックチェーンゲームの魅力」について

「ブロックチェーンゲーム(サービス)の魅力」として挙げられた回答の一部としては、以下のようなものが挙げられています。

  • ゲーム内キャラクターやアイテムを所有できること
  • 将来性があること
  • 安全性(改ざんができないこと)
  • 面白さ
  • ゲーム内アイテムに希少性を持たせることができること
  • 楽しく投資ができること
  • ゲームを運営と共創できること(運営と距離が近い)
  • ゲームに費やした時間が無駄にならなこと(資産性)
  • ゲーム内キャラクターやアイテムに愛着が湧くこと
  • ユーザー間での自由な売買ができること
  • コミュニティが強固なこと

ブロックチェーンコンテンツ協会が実施したアンケート調査の全内容は、以下の公式発表ページで確認することができます。
>>「ブロックチェーンコンテンツ協会」の公式発表はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

シバイヌ(SHIB)の報酬トークン「TREAT」の公式Xアカウントが登場

シバイヌ(SHIB)の報酬トークン「TREAT」の公式Xアカウントが登場

ブラジル中央銀行総裁「CBDC発行に必要な条件、2022年には整う可能性」

ブラジル中央銀行総裁「CBDC発行に必要な条件、2022年には整う可能性」

ロシア政府:仮想通貨決済「禁止する方針」示す|中央銀行も合意=地元メディア報道

ロシア政府:仮想通貨決済「禁止する方針」示す|中央銀行も合意=地元メディア報道

ビットコインで投げ銭できる分散型SNS「Damus」App Storeで公開

ビットコインで投げ銭できる分散型SNS「Damus」App Storeで公開

アメリカがん協会:暗号資産で寄付募る「Cancer Crypto Fund」設立|合計8銘柄受け入れ

アメリカがん協会:暗号資産で寄付募る「Cancer Crypto Fund」設立|合計8銘柄受け入れ

ビットコインは詐欺なのか?「法定通貨は価値の裏付けがある」の真っ赤なウソ

ビットコインは詐欺なのか?「法定通貨は価値の裏付けがある」の真っ赤なウソ

注目度の高い仮想通貨ニュース

NFTDrive:Symbol・Ethereum・Polygon対応の「カード型ウォレット」販売開始

NFTDrive:Symbol・Ethereum・Polygon対応の「カード型ウォレット」販売開始

世界初のブロックチェーンを旅するドージ「Dogeverse」がプレセール開始!数分で25万ドル調達

世界初のブロックチェーンを旅するドージ「Dogeverse」がプレセール開始!数分で25万ドル調達

2024年4月に成長が期待される仮想通貨

2024年4月に成長が期待される仮想通貨

最近の仮想通貨ブームで急成長が期待される5つの新しいミームコイン

最近の仮想通貨ブームで急成長が期待される5つの新しいミームコイン

MARSWAP「Shibarium初のDEXアグリゲーター」公開|マルチ&クロスチェーン対応も予定

MARSWAP「Shibarium初のDEXアグリゲーター」公開|マルチ&クロスチェーン対応も予定

エドワード・スノーデン氏「ビットコイン急落」を一蹴|BTCはすでに底打ち状態?

エドワード・スノーデン氏「ビットコイン急落」を一蹴|BTCはすでに底打ち状態?

マツダ初のデジタルアートNFT「Meta-Mazda」Astar上でローンチ

マツダ初のデジタルアートNFT「Meta-Mazda」Astar上でローンチ

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

GMOコイン:レバレッジ取引で「6銘柄」サポート|手数料無料キャンペーンも開催

シバイヌ新L3のユーティリティ&ガバナンストークン「TREAT」の獲得方法|LUCIE氏が説明

シバイヌ新L3のユーティリティ&ガバナンストークン「TREAT」の獲得方法|LUCIE氏が説明

NFTDriveEX:SymbolとEVMチェーンを繋ぐ「アトミックスワップ機能」導入へ

NFTDriveEX:SymbolとEVMチェーンを繋ぐ「アトミックスワップ機能」導入へ

ビットトレード:最大1.0%の日本円還元「積立プログラム」提供へ

ビットトレード:最大1.0%の日本円還元「積立プログラム」提供へ

ビットトレード:投票で稼ぐアプリ「CRATOS(CRTS)」の運営企業と覚書締結

ビットトレード:投票で稼ぐアプリ「CRATOS(CRTS)」の運営企業と覚書締結

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

確定申告はいつからいつまで?知っておきたい「仮想通貨の税金」に関する知識

確定申告はいつからいつまで?知っておきたい「仮想通貨の税金」に関する知識

ASTRも管理できる「Polkadot{.js}」のウォレット作成方法|画像付きでわかりやすく解説

ASTRも管理できる「Polkadot{.js}」のウォレット作成方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す