元MLB選手のNFTアート作品「LA交差点の巨大看板」に掲載|ユニークな仕掛けも
Non Fungible Token(NFT)アーティストとして活躍している元MLB選手Micah Johnson(ミカ・ジョンソン)氏のNFTアート作品が、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにある交差点の巨大看板に1ヶ月限定で展示されていることが明らかになりました。このNFTアートは『宇宙飛行士になる』という夢を追いかける2人のアフリカ系アメリカ人の少年を支援するNFTとなっており、ビットコイン(BTC)が寄付されるにつれて、作品が変化するように設計されています。
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受賞歴のあるNFTアートが「LA交差点」に登場
Micah Johnson(ミカ・ジョンソン)氏はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス出身の元プロ野球選手であり、現在はプログラムを更新することによってデザインが変化するブロックチェーンアート作品を提供している「Async Art」でNon Fungible Token(NFT)アーティストとして活躍しています。
同氏がAsync Artで公開している「‘sä-v(ə-)rən-tē」と呼ばれる作品は、先週受賞者が発表された「第1回NFT Awards2020」で"NFT of the Year"を受賞しており、世界的に大きな注目を集めていましたが、この作品は2020年12月7日から1ヶ月間限定でアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにある主要幹線道路「ウェスト・オリンピック・ブールバード」の交差点にある巨大看板に掲載されていると報告されています。
ビットコイン寄付量に応じて作品が変化
「‘sä-v(ə-)rən-tē」は『宇宙飛行士になる』という夢を実現することを望んでいる2人のアフリカ系アメリカ人の少年を特集したアート作品となっており、ビットコイン(BTC)の寄付額に応じてアート作品が徐々に変化するように設計されています。
最初の段階の「‘sä-v(ə-)rən-tē」は、"閉ざされた状態のドア"を隔てて宇宙飛行士と少年2人が対面している光景が映し出されていますが、男の子の誕生日には毎年BTC寄付量に応じて徐々にドアが開かれていくと伝えられています。
なお、この作品に写っているJacque君とRayden君の姿は彼らが18歳になったタイミングでアート作品から消える予定となっており、このタイミングで2人の少年はビットコインウォレットへのアクセス権を得ることになると報告されています。
「‘sä-v(ə-)rən-tē」は最近12万ドル(約1,200万円)という記録的な高値で売却されており、仮想通貨業界で大きな注目を集めていましたが、多くのドライバーが行き交うロサンゼルスの巨大看板に作品が掲載されることによって、「‘sä-v(ə-)rən-tē」や「NFTアート作品」はさらに多くの人々に認知されていくことになると期待されます。
「‘sä-v(ə-)rən-tē」の詳細は「Async Art」の公式サイトで確認することができます。
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