リップル(Ripple/XRP)のニュース・話題まとめ|2018年4月
仮想通貨リップル(Ripple/XRP)に関する今月のニュースや話題をまとめています。1ヶ月間のチャート画像と合わせて今月のリップル関連の動きを見て見ましょう。
- 1. リップルでトークンを発行?|4月7日
- 2. 話題の国際送金アプリがリリース|4月13日
- 3. Apple社がインターレジャープロトコルを活用|4月16日
- 4. bitbankがリップル(XRP)の取引量世界一に|4月17日
- 5. リップル(XRP)を証券と見なす動きが強まる|4月23日
- 6. リップル(XRP)とSWIFTの今後についてRipple責任者が明言|4月23日
- 7. リップル(XRP)の価格が100円台へ|4月24日
- 8. リップル(Ripple/XRP)×スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)|4月24日
- 9. リップルの価格推移|2018年4月
- 10. リップル(XRP)の購入におすすめの取引所は?
リップルでトークンを発行?|4月7日
今月のはじめ頃、リップル社のリップル(Ripple/XRP)元帳で仮想通貨トークンを作り、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を行うグループが増えているとのニュースが話題となりました。
ブラジルに拠点を置くAllvorは、デジタル決済の効率を向上させるためにリップル(Ripple/XRP)元帳を活用しています。
Allvorには、物流管理/顧客管理/マーケティングソフトウェアを統合するシステムが必要であるため「ALV」というICOトークンを作り、このICOトークンと一緒に機能できるプラットフォームの構築を試みています。
Allvorは、XRP元帳の持つ魅力はその速度だけではなく、仮想通貨トークンを作るための完璧なプラットフォームとしての機能を備えている点でもあると語っています。
しかしリップル社は、リップルの元帳でトークンが作られることを歓迎してはいません。
リップル社はこの件に関して次のように語っています。
「リップルの元帳は公開されているため、リップルの技術が予期せぬ使い方をされても防ぐことはできない」
リップルのICOトークンに関するその他の事例も紹介しています
話題の国際送金アプリがリリース|4月13日
スペインのサンタンデール銀行(Santander)は、リップル(Ripple)のブロックチェーン技術を活用した国際送金アプリ「One Pay FX」を4月13日にリリースしました。
以前から注目を集めていたこの発表は、ブロックチェーン技術を使用した国際送金アプリを提供する世界初の銀行として現地でも多くのメディアに取り上げられています。
「One Pay FX」は、現在スペイン/イギリス/ブラジル/ポーランドに居住するサンタンデール銀行の顧客向けに提供されています。
サンタンデール銀行の今後の計画は?
Apple社がインターレジャープロトコルを活用|4月16日
Apple(アップル)社は自社の決済サービス「Apple Pay」に、リップル社のインターレジャープロトコル(interledger protocol/ILP)の拡張機能を使用した新しいPayment Request APIを導入することを発表しています。
ILPの技術は近年さまざまな企業で導入が進んでおり、今後も広く活用されることが予想されます。
普及の進むインターレジャープロトコル(ILP)とは?
bitbankがリップル(XRP)の取引量世界一に|4月17日
仮想通貨取引所bitbank(ビットバンク)は4月17日、リップル(Ripple/XRP)の取引量で世界一になったことを発表しました。
ビットバンクは、XRPの取引量において世界で30.3%を記録し世界一となったことをTwitterなどで発表しています。
bitbankがXRPの取引量において、世界で30.3 %を記録し1番となりました!https://t.co/hn2lnqyiBH pic.twitter.com/TQwML1cKjf
— ビットバンク bitbank, Inc. (@bitbank_inc) 2018年4月16日
またちょうどこの時期に、bitbankはiOS/Android向けのアプリもリリースしています。
リップル(XRP)を証券と見なす動きが強まる|4月23日
米商品先物取引委員会(CFTC)の元委員長であり、現在はマサチューセッツ工科大学(MIT)のブロックチェーン研究者兼上席講師であるゲーリー・ゲンスラー氏が、イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)は「双方、特にRippleは、非準拠証券であるという揺るぎない根拠がある」と語ったことから、この件に関連する話題に大きな注目が集まっています。
またゲンスラー氏は「2018年は非常に興味深い時になろうとしている。これまで発行された1000件を超えるICOと100社余りの取引所は、証券取引法に準拠することになるかどうかを整理する必要がある」とも指摘しています。
もし証券として公式に認定された場合には、証券取引委員会(SEC)に正式登録している取引所でしか売買ができなくなるため、流動性の低減や価値の下落が予想されます。
ゲンスラー氏によると、リップルトークン(XRP)の開発事業を管理しているのはRipple社自体であり、XRPの大部分を保持しソフトウェアとトークンの価値を上げるために働いていることから、証券として分類される窮地を脱がれるには極めて難しいとのことです。
これに対し、イーサリアムとリップルの関係者は以前からトークンは証券ではないと主張しています。
Rippleの関係者は、ゲンスラー氏の発言に反発しており、次のように反論しています。
「XRPはその所有者に対して、Rippleの株式や利権を与えるのではなく、配当を支払うこともない。XRPはRipple社ができる以前から存在し、会社がなくなっても独立して存在する」
米証券取引委員会(SEC)では、ジェイ・クレイトン委員長らが以前から「ICOを通じて発行されるトークンはすべて証券だ」という見解を表明してきました。
仮想通貨が「証券」か「商品」かという議論はさらに続くことは間違いなく、近い将来にはその決着がつくのかもしれません。
最近の調査では、多くの金融機関が仮想通貨への関心を高めていることも明らかになっています。
仮想通貨導入を検討しているうちの7割が年内に参入?
リップル(XRP)とSWIFTの今後についてRipple責任者が明言|4月23日
4月23日には、リップル(Ripple/XRP)とSWIFTの今後の提携などの可能性について、リップル(Ripple)社のストラテジック・アカウント責任者を務めているマーカス・トリーシャー氏は、自身がどのように考えているかの明確な意見を述べています
リップル(Ripple)社とSWIFTは非常に異なる事業モデルを有しており、パートナーになる必要はない。」
「リップル社とSWIFTの戦いには2つの結果しかない」
トリーシャー氏は、今後想定される2つの結果や、リップル(Ripple)の技術が果たしているという『極めて重要な役割』についても語っています。
トリーシャー氏が語ったその内容とは?
リップル(XRP)の価格が100円台へ|4月24日
4月21日の時点でリップルは一度100円台に突入しましたが、その後88円近くまで下落しました。
しかしその後4月24日には、再び上昇し今月2度目となる100円台を記録しています。
上昇に関連する話題や当時のその他の仮想通貨情報も
リップル(Ripple/XRP)×スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)|4月24日
Ripple社は4月24日に、来月ニューヨークで開催されるBlockchain Week NYCのXRP Community Nightに、ミュージシャンのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)が出演する事を発表しました。
Blockchain Week NYCは5月11日から17日までニューヨークで開催されるブロックチェーンのイベントで、XRP Community Nightは15日に招待制で参加できるとのことです。
『XRPの特別な夜』への参加方法はこちらから
リップルの価格推移|2018年4月
2018年4月 リップルの価格推移(Coingeckoから)
リップル(Ripple/XRP)の価格は、4月1日の時点で1XRP=50円まで下落していましたが、4月21日には100円を記録し、25日には104円まで上昇しています。
リップル(XRP)の購入におすすめの取引所は?
bitbank(ビットバンク)は仮想通貨リップル(Ripple/XRP)の取引量で世界一になった取引所です。
それだけでなく、現在開催中の取引手数料無料キャンペーンや高いセキュリティーを備えていることなどの魅力も備えた取引所でもあり、リップルの購入には特にオススメの取引所となっています。
ビットバンクで取り扱っている仮想通貨は次の通りです
- ビットコイン(bitcoin/BTC)
- ビットコインキャッシュ(bitcoin cash/BCH)
- イーサリアム(ethereum/ETH)
- リップル(ripple/XRP)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
- モナコイン(monacoin/MONA)