ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年10月1日〜7日
2023年10月1日〜7日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
日本円ステーブルコイン「JPYC」の活用進む
日本円ステーブルコインである「JPYC」の活用が徐々に広がってきています。
今月1日にはJPYCで賞金を支払う課題解決プラットフォーム「SPARKN(スパークン)」がリリースされており、その後3日にはアート作品やNFTのオーナー権を分割して売買・保有できる分散型保有プラットフォーム「STRAYM(ストレイム)」との提携も発表されています。
ホンダ・ベンツなどが仮想通貨決済に対応
カナダを拠点に仮想通貨決済サービスを展開している「FCF Pay」のサービスを通じた仮想通貨決済の受け入れが拡大していることが明らかになりました。
同社は2023年9月27日に「FCF Payを通じた仮想通貨決済でHONDA車のリースや購入が可能になったこと」を発表していましたが、その後も続々と「FCF Payへの対応」に関する報告が行われています。
仮想通貨決済に対応した
サメ・クジラのBTC保有量が増加
ビットコイン(BTC)を大量に保有しているサメやクジラと呼ばれる大口保有者のBTC保有量が増加していることが、仮想通貨分析企業「Santiment」の報告で明らかになりました。
Santimentの報告によると、サメ・クジラのBTC蓄積量は2023年の最高額となる「1,303万 BTC」に達しているとのことで、テザー(USDT)のクジラのUSDT蓄積量も「150億3,000万USDT」に達しているとされています。
Cardano Spotが日本語に対応
カルダノ(Cardano/ADA)に関する様々な情報を入手できるSNSプラットフォーム「Cardano Spot」のベータ版が完了し、日本語対応などを含めた複数のアップデートが行われたことが明らかになりました。
Cardano Spot(カルダノ・スポット)は、カルダノに関するニュース・記事・マーケット情報・プロジェクト情報・イベント情報などを確認・投稿できるSNSプラットフォームであり、メールアドレスを登録することによって各種情報にアクセスできるようになっています。
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SHIB関連のDAppsに関する注意喚起
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連の詐欺に関する情報を幅広く発信している「Shibarmy Scam Alerts」は2023年9月30日に、「SHIBやBONEなどの暗号資産を保管しているウォレットを詳細不明の分散型アプリケーション(DApps)に接続しないように」と注意喚起を行いました。
今回投稿された長文ポストでは、SHIB関連の詐欺で被害が発生する5つの例が挙げられており、「ウォレットをDAppsに接続する際には必ず最新情報などの調査を行って、常に注意を払うように」と説明されています。
イーロン・マスク氏「法定通貨=詐欺」発言
イーロン・マスク氏は2023年10月2日に、X(旧:Twitter)上で投稿された質問に回答する形で「法定通貨は詐欺である」との考えを語りました。
今回の投稿は『あまりにも常態化しすぎて、もはや詐欺であることにさえ気付かない詐欺とは何でしょう?』という問いに対する回答として投稿されたもので、イーロン・マスク氏はこの質問に対して『法定通貨』と回答しています。
マスク氏は仮想通貨支持派?
イーサリアム関連のニュースが多数
Grayscale(グレースケール)は2023年10月2日に、NYSE Arcaと共同でイーサリアム投資信託「Grayscale Ethereum Trust(ETHE)」をイーサリアム現物ETF(上場投資信託)に転換するための申請を行なったことを発表しました。
今月2日にはイーサリアム先物ETFの取引開始に関する発表も複数行われており、FTXのハッキング事件で盗まれた巨額のETHが移動されたことなども報告されています。
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