仮想通貨ニュース週間まとめ「XYM・ADA・SHIB・BTC」などの注目記事をまとめて
2024年6月2日〜8日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
Chrome拡張機能を用いたハッキング事件発生
BINANCE(バイナンス)を利用していた個人投資家が「Aggr」と呼ばれるGoogle Chromeの拡張機能を利用したことによってアカウント乗っ取りの被害に遭い、100万ドル(約1億5,600万円)相当の被害をうけたことが明らかになりました。
今回の被害を報告したのは「@CryptoNakamao」というXアカウントの中国人トレーダーで、2024年6月3日のX投稿を通じて今回の被害内容が報告されています。
同氏によると、今回の事件の犯人はBINANCEアカウントのパスワードと二段階認証コード(2FA)を必要としない方法でアカウントを乗っ取っていたとのことで、「他の人が同じミスを繰り返さないために」として被害内容が共有されています。
BINANCE「OMG・WAVES・WNXM・XEM」を上場廃止
BINANCE(バイナンス)は2024年6月3日に、BINANCEが取り扱っていた「OMG・WAVES・WNXM・XEM」の4銘柄を上場廃止にすることを発表しました。
今月4日には、暗号資産取引所Bitget(ビットゲット)から「本人確認手続きを完了していないユーザーに対して出金制限を課す方針」も発表されています。
Symbol活用の服薬アプリα版リリース
シンボル(Symbol/XYM)を活用した服薬アプリ「DrugN」を展開している「HealthCareGate」は2024年6月6日に、健康維持で利用しているサプリや健康食品を"推し商品"として管理できる「Web3健康管理サービス」を開始したことを発表しました。
今回発表されたWeb3健康管理サービスでは、アフィリエイトリンクのNFT管理システムが搭載されているため、ユーザーは自身が健康のために活用しているサプリメントや健康食品をお気に入り商品(推し商品)として登録・管理することによって、今後実装予定のヘルスケアデータクリエイターマーケットに参加することができると説明されています。
早期参加者には限定NFT
Atrium Lab「2回目の報酬付きテスト」開始
カルダノ(Cardano/ADA)の分散委任ツールを構築している「Atrium Lab」は2024年6月4日に、第二回目の報酬付きテストとなる「Profile NFTのテストネット」を公開したことを発表しました。
先日は、カルダノの開発企業である「Input Output」が、アルゼンチンの国立総合大学であるブエノスアイレス大学の法学部とMOU(覚書)を締結したことも報告されています。
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シバイヌ初期投資家が3年ぶりにSHIBを購入
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)に初期段階で投資していた大口保有者(クジラ)が、約3年ぶりにSHIBを購入し始めたことが明らかになりました。
最近では「Shibarium」のブロックチェーンエクスプローラーである「ShibariumScan」に、他チェーンの仮想通貨を簡単操作でBONEに交換できる「Get gas(ガス代補給)」のボタンも設置されています。
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オーストラリア・タイで初の現物ETF
オーストラリアの投資管理企業であるMonochrome Asset Managementは2024年6月3日に、オーストラリア初の現物ビットコインETFとなるMonochrome Bitcoin ETF(IBTC)の取引を開始することを発表しました。
最近ではタイの証券取引委員会(SEC)がタイ初のビットコイン現物ETFを承認したことも報告されており、米国の大手資産運用会社フランクリン・テンプルトンは、BTC・ETH以外の仮想通貨に投資するアルトコイン特化型の新しい仮想通貨ファンドを検討しているとも伝えられています。
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ビットコイン:次のピークはいつ頃になる?
ベテラントレーダーのピーター・ブラント氏は2024年6月2日に「次の強気相場でビットコイン価格はいつピークに達するか」に関する自身の考えを語りました。
ピーター・ブラント氏は今回の記事の中で「ビットコインの半減期は過去の強気相場サイクルでほぼ完全な対称性を示してきた」と述べており、「各強気相場サイクルの開始日(75%以上の下落後の安値)から半減期までの週数と、半減期からその後の強気相場の高値までの週数はほぼ等しい」と説明しています。