仮想通貨ニュース週間まとめ「米共和党のクリプト支持表明、BTCの価格予想」など

by BITTIMES

2024年7月7日〜13日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

米共和党:仮想通貨支持を正式に表明

米共和党は2024年7月8日に公開した文書の中で、仮想通貨を支持する方針を正式に表明しました。

共和党ではアメリカ前大統領であるドナルド・トランプ氏がビットコイン(BTC)などの仮想通貨を支持する方針を語っていましたが、今回は共和党の公約や方針などを記した合計16ページにわたる文書の中で「仮想通貨を擁護していく方針」が示されています。

最近では、ビットコインの年次大会である「ビットコイン2024」に、ドナルド・トランプ氏が登壇することも明かされています。

ステーブルコイン関連の注目ニュースが多数

ステーブルコイン「USDT」を発行していることで知られるTether(テザー)は2024年7月11日に、複数のブロックチェーンにおける「USDT」と「EURT」の償還を終了することを報告し、保有者に対して期日までの償還・返還を求めました。

今月9日には、仮想通貨のクロスチェーンブリッジを提供しているWormhole(ワームホール)から、複数のブロックチェーン間におけるネイティブUSDT転送を導入したことも発表されています。

仮想通貨の強気サイクルはまだ継続中?

ビットコイン(BTC)の価格は2024年6月7日頃から下落し続けているため、仮想通貨業界では「強気相場の終了」を懸念する意見も見られていますが、Xで26万人以上のフォロワーを有するアナリストのBluntz氏は「BTCの強気サイクルはまだ終わっていない」との考えを示しています。

Bluntz氏は、"5つの上昇波と3つの下降波でひとつの周期が成り立っている"という考え方に基づく「エリオット波動理論」をビットコインに当てはめて価格予想を行っており、この理論に基づいて「ビットコインの強気サイクルは2025年初頭まで続くだろう」と予想しています。

今月6日には、仮想通貨のデータ分析企業であるSantiment(サンティメント)から「下落買いのリスクが低いと考えられる複数のアルトコインのリスト」も公開されています。

Symbol活用技術「総務省の実証事業」に採択

関西テレビソフトウェア株式会社は2024年7月12日に、同社が提案した「放送波を活用した災害時における偽・誤情報対策技術の実証」が、総務省による「インターネット上の偽・誤情報対策技術の開発・実証事業」に採択されたことを発表しました。

同社は2023年に「シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術とIPDC(*1)を活用した災害現場での信頼性検証システム」を発表していましたが、今回の実証はこの信頼性検証システムの継続事業にあたると説明されています。

ワールドコイン:World Chainの公開準備進む

ワールドコイン(Worldcoin/WLD)は2024年7月9日に、ワールドコイン独自のレイヤー2ソリューションである「World Chain」の開発者プレビューをリリースしました。

今月10日には、World IDを持たない未認証ユーザーが利用できる「WLD助成金予約」の報酬受取期限を1年間延長することも発表されてえいます。

カルダノ:Changハードフォーク迫る

カルダノ(Cardano/ADA)のネットワークを支えるノードの最新バージョンとなる「Cardano Node 9.0」が2024年7月8日にリリースされたことが明らかになりました。

Cardano Node 9.0は以前から注目されていた最新バージョンのバリデータノードソフトウェアであり、カルダノ創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は先月9日に『Cardano Node 9.0の登場はChangハードフォークの準備が完了することを意味する』と説明しています。

今月9日には、カルダノ基盤の米ドル連動ステーブルコインである「USDA」のローンチ計画が再始動したことも発表されています。

シバイヌ「真の分散化に向けたツアー」始まる

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のリード開発者であるShytoshi Kusama氏は2024年7月9日のX投稿で、今後リリース予定のSHIB関連トークンである「TREAT」について説明を行い、「Treat Yourself」と呼ばれるツアーを開始したことを明らかにしました。

最近では、SHIB関連のレイヤー2「Shibarium」を活用したマーケットプレイスであるShib Marketplace(シバ・マーケットプレイス)が今後リリースされる予定であることも明らかにされており、Shibariumユーザーを対象としたプレゼント企画を実施することも報告されています。

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