仮想通貨ニュース週間まとめ「iPhoneタッチで仮想通貨決済、SHIBの10億人計画」など
2024年8月11日〜17日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
MetaMaskやAppleから注目の発表
MetaMask(メタマスク)は2024年8月14日に、MetaMaskウォレットから直接支払うことができる世界初のマスターカード決済カードとなる「MetaMask Card(メタマスクカード)」の試験運用を開始したことを発表しました。
最近では、Apple(アップル)が新たに提供する「iOS 18.1」のアップデートによって、iPhoneで「仮想通貨を用いたタッチ決済機能」を提供できるようになることも判明しています。
タッチ決済は日本でも可能
BINANCE:XYM・XMRなど15銘柄の取扱いを終了
BINANCE(バイナンス)は2024年8月12日に、シンボル(Symbol/XYM)、モネロ(XMR)、ソロジェニック(SOLO)などを含む仮想通貨15銘柄をデリスト、各種トークンをUSDCに変換することを発表しました。
今月13日には、暗号資産取引所Bybit(バイビット)から「仮想通貨の上場と上場廃止に関する明確な基準・対策を設けたこと」も発表されています。
Tangemウォレットが「日本語」に対応
複数の仮想通貨をまとめて安全に保管・管理できるハードウェアウォレットを展開しているTangem(タンジェム)は2024年8月14日に、Tangemのスマホアプリが日本語・ドイツ語・フランス語・ウクライナ語に対応したことを発表しました。
タンジェムは自分が保有する仮想通貨をスマートフォンで管理できるスマホアプリ「Tangem - Crypto wallet」を提供していますが、今回はこのウォレットアプリが日本語含む4ヶ国語に新規対応したことが発表されています。
Tangemを日本語で利用する方法は?
ゴールドマン・サックスもビットコインETFを保有
米金融大手ゴールドマン・サックスが約4億1,800万ドル相当のビットコイン現物ETFを保有していることが明らかになりました。
ここ最近では大手企業のビットコイン投資に関するニュースが続々と報告されていますが、その一方では金融庁の井藤英樹長官が「日本における仮想通貨ETFの承認には慎重な検討が必要だ」と語ったことも報告されています。
ビットコイン、本格的な価格上昇は近い?
ビットコイン(BTC)の価格については今後のさらなる下落を予想する意見も出ていますが、Xで48,000人以上のフォロワーを有するSensei(@SenseiBR_btc)氏はBTC価格は今後再び上昇するとの予想を示しています。
同氏は「現在のビットコインは最初の売却が行われた後のベアトラップ段階にある」との考えを語っており、ビットコインのブレイクアウト(重要な価格帯を突破すること)が迫っていることも指摘しています。
Cardanoガバナンスに関する重要な一歩
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業「Input Output」が開発したカルダノウォレットである「Lace」は2024年8月16日に、複数のアップデートを実施した最新版ウォレットとなる「Lace 1.14」をリリースしたことを発表しました。
今回のアップデートは、投票機能を通じてADA保有者にガバナンス関連の発言権を与えるためのカルダノ改善提案である「CIP-95」を導入する重要なアップデートであり、これによってADA保有者はテストネット上でカルダノのガバナンスに参加できるようになったと説明されています。
アップデートの詳細はこちら
SHIBエコシステムの成長を期待させる多数の注目発表
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)が展開するイーサリアムL2である「Shibarium」は2024年8月14日に、VISA(ビザ)やMasterCard(マスターカード)を使ってShibarium基盤のBONEやUSDCを購入できるようになったことを発表しました。
最近では「10億人のユーザー獲得に向けた国際インド映画アカデミー賞(IIFA)と提携」や「Shib Hubなど様々なサービスを含む大規模エコシステム展開計画」なども発表されています。