仮想通貨ニュース週間まとめ|8月5日〜11日
2018年8月6日〜11日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。多くの暗号通貨でさらなる下落も見られたこの1週間で、特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
『金持ち父さん 貧乏父さん』著者:ロバート・キヨサキ氏のススメ
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として世界的に有名なロバート・キヨサキ氏は仮想通貨の熱狂的な支持者としても有名です。
キヨサキ氏は最近行われた海外メディアとのインタビューの中で、今の世の中では史上最大の財政事故が起きていると指摘しており、現代社会で起きている物事の説明や、このような状況をうまく切り抜けるための投資方法などについて語り、『世の中にある3つのお金』についても説明しています。
ロバート・キヨサキ氏が語った内容はこちら
仮想通貨価格の下落はさらに続く
今週は仮想通貨全体の価格がさらに下落しました。
米国証券取引委員会(SEC)が8月8日にシカゴ・オプション取引所(CBOE)に関するビットコインETF可否決定の発表を延期することを発表したのに合わせて、ビットコイン(BTC)をはじめとするほぼ全ての仮想通貨が大きく下落し、様々な通貨が2018年の最安値を更新しています。
また、これに伴い仮想通貨全体の総時価総額も2018年の最低値を下回っています。
仮想通貨の価格下落に関する記事はこちら
仮想通貨マイニングの新しいカタチ
仮想通貨のマイニング(採掘)の方法は、ここ最近で新しい方法へと変化しつつあります。
世界最大手のマイニング企業である中国のBitmain(ビットメイン)は、仮想通貨ダッシュ(DASH)やシアコイン(SC)のマイニングを行うことができる最新の『Wi-Fiルーター』を発表しました。
また、オーストラリアに新しく建設されたマイニング施設では、採掘のために必要な電力を太陽光発電でまかなっています。この施設の1年間の採掘量は日本円で約4億7,000万円に相当する650BTCとも言われており、この数字は今後さらに増加していくと言われています。
最新のマイニング方法に関する記事はこちら
CARDANOの新機能が続々と|Daedalus Walletもアップデート
CARDANO(ADA)のプロジェクトは着実に目標に向かって進行しています。
今週は「CARDANO 1.3」へのアップデートが公開されており、これに伴いADAをより安全に保管するためのウォレットである「Daedalus Wallet(ダイダロス・ウォレット)」のアップデートも公開されています。
今回のアップデートによって、ダイダロス・ウォレットにはいくつかの変更が加えられており、起動する際の時間なども含めて大幅に高速化されています。
CARDANOに関する最新ニュースはこちら
ブロックチェーン技術の活用事例
今週はブロックチェーン技術の活用事例を数多く紹介しています。
一般的にはまだあまり知られていない宇宙開発とブロックチェーンの繋がりに関する複数のプロジェクトや、8月3日に開催された「熊本ブロックチェーンカンファレンス2018」の内容をまとめて紹介しています。
大規模な地震が発生してから約2年が経過した現在の熊本県では、急速に進む復旧作業と共にブロックチェーン技術を取り入れた新しいプロジェクトが複数開始されています。
仮想通貨のマイニング事業に取り組んでいることで知られている熊本電力で代表取締役を務めている竹元一真氏は、今回のカンファレンスの中で「熊本をブロックチェーンの中心地にしたい」と語っています。