Tron CEO:仮想通貨取引所FCoinユーザーに「1,000BTT」付与すると発表
トロン(Tron/TRX)のCEOであるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は2020年2月18日に、中国の仮想通貨取引所「FCoin」で自分の資産を出金できなくなったユーザーを支援するために、仮想通貨取引所「Poloniex(ポロニエックス)」を介して1,000BTTを付与するキャンペーンを実施すると発表しました。
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Poloniexを通じて「1,000BTT」を付与
トロン(Tron/TRX)のCEOであるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は2020年2月18日のツイートで、 "中国の仮想通貨取引所「FCoin」でユーザー資産の返却に長期的な遅れが生じることとなったニュース"に言及し、被害を受けているユーザーを支援するためのキャンペーンを開催すると発表しました。
このキャンペーンは仮想通貨取引所「Poloniex(ポロニエックス)」を通じたキャンペーンとなっており『Poloniexにサインアップした全てのFCoinユーザーは1,000BTTを請求することができる』と説明されています。
(2/2) I contacted @Poloniex and we decided to launch a campaign. All Fcoin user who signs up on https://t.co/R8Da6OGwNv (https://t.co/gLpUVw66wR) can claim 1000 $BTT.
— Justin Sun (@justinsuntron) February 18, 2020
Despite the small amount, this is our token of gesture to recover the loss for users of the #crypto world!
(1/2)FCoin公式のニュースを見た時、驚きと悲しみを隠せませんでした。張健氏は私の親友です。彼のビジネス立ち上げに伴う苦労はよくわかります。そして、損失が出てしまった方々のことを非常に残念に思います。
仮想通貨業界は愛に満ちていますが、人生は時に冷酷です。(2/2)Poloniexと連絡をとり、キャンペーンを開催することにしました。Poloniex.comにサインアップする全てのFCoinユーザーは1,000BTTを請求することができます。
僅かな量ですが、損失分を補うために使用していただければと思います。
ビットトレントトークン(BitTorrent/BTT)は、分散型ファイル共有サービス「BitTorrent(ビットトレント)」が開発したTRONベースの仮想通貨であり、記事執筆時点のBTT価格は「1BTT=約0.06円」となっているため、1,000BTTは日本円換算で60円ほどの金額に相当します。
FCoinに対しては、先日18日に出金不可とされていた同社コールドウォレットのビットコイン(BTC)が複数の仮想通貨に送金されていたことが判明したことを受けて「ユーザー資金を騙し取る"出口詐欺"の可能性」を指摘する意見も出ているため、今回のツイートに対しては"批判的な意見"も出ていますが、被害者を支援する取り組みは支持されており、このツイートは記事執筆時点で"193いいね"を獲得しています。
2020年2月19日|トロン(TRON/TRX)の価格
トロン(TRON/TRX)の価格は今月15日に3円付近まで回復したものの、その後は一時下落しており、2020年2月19日時点では「1TRX=2.42円」で取引されています。
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