ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2020年4月12日〜18日
2020年4月12日〜18日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2020年4月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧
ユベントスファントークン(JUV)の取引が可能に
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2020年4月15日から、同社が立ち上げた世界初のスポーツ&エンタメ向け仮想通貨取引プラットフォーム「Chiliz.net」でイタリアのプロサッカーチーム「Juventus F.C.(ユベントスFC)」の公式ファントークン「ユベントスファントークン(JUV)」の取引を開始したことを発表しました。
これに合わせてChilizが支えているファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」では、"各種トークンの出金機能"も追加されています。
チリーズに関する記事はこちら
「Binance Smart Chain」公開
BINANCE(バイナンス)は、2020年4月17日に新しいブロックチェーンである「Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)」のホワイトペーパーが公開されたことを発表しました。
この新たなブロックチェーンは「Binance Chain」のパフォーマンスを維持しつつ、スマートコントラクトの実装やステーキングなどの機能を実現すると説明されています。
バイナンススマートチェーンの詳細はこちら
開発者が同じ仮想通貨の価格に「相関関係」
大学の研究者らによって作成された「コードから市場へ:開発者ネットワークと相関する仮想通貨リターン」という題名の論文では『"仮想通貨の開発に携わった開発者"と"仮想通貨価格"には深い関わりがある』という調査結果が報告されています。
この論文では『2つの独立した仮想通貨が同一の開発者によってリンクされた場合、仮想通貨のリターンにも相関性が見られる』という研究結果が報告されています。
論文の内容はこちら
Symbol公開に向けた「ロードマップ」公開
NEM Group(ネムグループ)は2020年4月18日に、仮想通貨ネム(NEM/XEM)の大型アップデートとなる「シンボル(Symbol/XYM)」の公開に向けたロードマップを公開しました。
今回の発表では、日本の仮想通貨取引所に「XYM」が上場するまでのプロセスなどに関する説明も行われています。
公開されたロードマップはこちら
BTC価格の「爆発的上昇」を予想:Dan Morehead
ビットコイン(BTC)の価格は70万円台での推移を続けており、仮想通貨業界では短期的な下落を予想する意見も増えてきていますが、投資会社「Pantera Capital(パンテラキャピタル)」の共同設立者兼CEOであるDan Morehead(ダン・モアヘッド)氏は『今後数ヶ月での"BTC大幅上昇"を確信している』と語っています。
英ポンドや米ドルが大量に印刷され続けていることを指摘している同氏は「ビットコイン価格は今後12ヶ月以内に記録的な高値に到達する」と予想しています。
モアヘッド氏が語った内容はこちら
短期的には「30万円台」まで下落の可能性も?
ダン・モアヘッド氏はビットコインの将来に強気な予想を語っているものの、ダークウェブ上の有名な闇サイト「Silk Road(シルクロード)」の創設者であるRoss Ulbricht(ロス・ウルブリヒト)氏は『短期的にはBTC価格が3,200ドル(約34万円)以下まで下落する可能性もある』と警告しています。
同氏は2020年4月12日に更新した自身のブログの中で『ビットコイン市場では2021年まで弱気相場が続く可能性があるものの、価格が下がった場合には絶好の買いチャンスになる』との考えを語っています。
シルクロード創設者が語った内容はこちら
金持ち父さん著者も「BTC大幅上昇」を予想
ビットコイン価格に関しては短期的な下落予想も出ていますが、多くの投資家たちは将来的な"ビットコイン価格上昇"を確信しています。
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として知られるRobert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ)氏も、2020年4月15日のツイートで「新型コロナウイルスは金・銀・ビットコインに大きな影響を与える」との考えを語っており、『米ドルの強気相場が終わればゴールド・シルバー・ビットコインは放物線状の上昇を見せる』との見解を示しています。
キヨサキ氏が語った内容はこちら