ダボス会議2021「デジタル通貨のリセット」をテーマに議論:世界経済フォーラム

by BITTIMES   

世界経済フォーラム(WEF)の年次総会であるダボス会議で『デジタル通貨のリセット』と題されたセッションが2021年1月25日と28日の2日間で開催されることが明らかになりました。このセッションでは「イングランド銀行総裁、BTC Africa SA創設者、Western Union最高経営責任者、CoinDesk コンテンツ最高責任者」などといった様々な人物が登壇する予定となっています。

こちらから読む:仮想通貨関連企業で"個人情報流出"の報告続く「暗号資産」関連ニュース

ダボス会議で「デジタル通貨」が議題に

2021年1月24日〜2021年1月29日にかけてオンライン開催される世界経済フォーラム(WEF)の年次総会「ダボス会議」で"デジタル通貨"を議題とした話し合いが行われることが明らかになりました。

『デジタル通貨のリセット』と題されたこのセッションは、日本時間2021年1月26日午前2時00分〜午前3時00分(セッション1)と日本時間2021年1月28日20時00分〜21時00分(セッション2)の2回に分けて開催されることになっており、各セッションでは以下のような人物が登壇すると報告されています。

【セッション1】

  • Sheila Warren氏(WEF実行委員会 ブロックチェーン・データポリシー責任者)
  • Elizabeth Rossiello氏(BTC Africa SA創設者 兼 最高経営責任者)
  • Hikmet Ersek氏(Western Union最高経営責任者)
  • Andrew Bailey氏(イングランド銀行総裁)
  • Glenn H. Hutchins氏(North Island会長)

【セッション2】

  • Michael Casey氏(CoinDesk コンテンツ最高責任者)
  • Tharman Shanmugaratnam氏(シンガポール政府上級大臣)
  • Sara Pantuliano氏(海外開発研究所 最高責任者)
  • Zhu Min氏(国家金融研究院 院長)

「デジタル通貨の活用に必要なもの」について議論

ダボス会議公式サイトの『デジタル通貨のリセット』セッションに関する説明欄には『新型コロナウイルスは現金からの長期的な移行を加速させた。一方、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の台頭によって世界中の人々がお金の使い方を変える可能性がある』と書かれており、『デジタル通貨の台頭によってもたらされる機会を活用するためにはどのような政策・慣行・パートナーシップが必要なのか?』という議題が提示されています。

セッションの議題は"デジタル通貨"とされているものの、このデジタル通貨の中には「中央銀行デジタル通貨(CBDC)、暗号資産、ステーブルコイン」などといった様々な通貨が含まれると予想されるため、今回のセッションの内容には注目が集まっています。

ビットコイン(BTC)などをはじめとする主要な仮想通貨の価格が高騰していることによって現在は世界的に仮想通貨への関心が高まっていますが、ここ最近では世界中の様々な中央銀行がCBDCの研究開発を進めており、Diem(旧:Libra)などといった世界中での利用が想定されるステーブルコインにも注目が集まっているため、仮想通貨やステーブルコインなどについてどのような意見が語られるかにも注目です。

>>「ダボス会議のスケジュール」はこちら

仮想通貨ニュース|新着

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行NEW

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊かNEW

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊か

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏NEW

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携NEW

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表NEW

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表

トランプ氏関与プロジェクトWLFI、ステーブルコイン「USD1」エアドロップを提案

トランプ氏関与プロジェクトWLFI、ステーブルコイン「USD1」エアドロップを提案

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか