暗号資産ニュース週間まとめ|2019年5月5日〜11日

by BITTIMES   

2019年5月5日〜11日にかけて紹介した仮想通貨(暗号資産)関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

企業がいま注目すべき暗号資産「4選」

Crypto-KPMG

世界4大会計事務所の一つとして知られる「KPMG」は、現在1,500種類以上もあると言われる仮想通貨の中から、今後特に重要となる仮想通貨を4銘柄を選び抜いた上で「それらの仮想通貨がどのような特徴を持っているか?」や「企業にとってどのように重要か?」などといったことを詳しく説明する記事を公開しました。

世界154カ国にまたがるグローバルネットワークに200,000人のスタッフを擁するプロフェッショナル・サービスファーム(知的専門家集団)が選んだ「企業がいま注目すべき4種類の暗号資産」は今後も世界中で重要視されていくことになると予想されます。

ブロックチェーンを重要視する企業「80%以上」だと判明

Blockchain-YES

「KPMG」と同じく世界4大会計事務所の1つとして知られる「Deloitte(デロイト)」は、ブロックチェーン技術に対する企業の関心を調査した上で、その結果を報告しました。数年前まではブロックチェーン技術に感心を抱いている企業の数が限られていたものの、このデータではアンケート対象者の8割以上が「ブロックチェーンの大量採用は起こる」と確信しており、実際にブロックチェーン技術の活用方法を模索していることが明らかにされています。

またこのレポートでは、それらの回答者が「ブロックチェーン技術の利点や問題点をどのように考えているか?」などに関するデータも公開されているため、そちらの内容にも注目です。

AppleWatchでBTCが受け取り可能に|BlueWallet

bluewallet-Applewatch

iOS・Android向けに提供されているウォレットアプリ「BlueWallet(ブルーウォレット)」のAppleWatch向けアプリがリリースされました。このウォレットアプリはLightning Network(ライトニングネットワーク)にも対応しているため、ユーザーは「AppleWatch」で簡単に素早くビットコインを受け取りことができるようになります。

アップルウォッチ向けアプリは、現在「実験段階」となっているため、受け取りのみしかできないようになっていますが、今のバージョンの反応が良ければ、今後はさらに多くの開発が行われる予定となっています。

WidowsとMacOSの両方に対応|Honeyminer

Honeyminer

暗号資産を自分のパソコンでマイニング(採掘)することができるソフト「Honeyminer(ハニーマイナー)」のMacOS版がリリースされました。このマイニングソフトは、これまでWindowsでしか利用することができませんでしたが、現在はMACでもこのソフトを利用することができます。

このソフトは単純に仮想通貨をマイニングするのではなく、収益性の高いアルトコインを自動的に選択してマイニングを行なった上で、それによって得られた報酬分をビットコインに変換してユーザーに付与する仕組みを採用しています。

アニメ・マンガの「アートワーク所有権」を取引|Anique

anique

アニメ・マンガ・ゲームなどに関する人気作品の"アートワーク所有権"をブロックチェーン上で取引することができるサービス「Anique(アニーク)」を提供しているAnique株式会社は、2019年5月8日にプロジェクト第1弾として「進撃の巨人」のアートワーク26点のデジタル所有権を抽選販売することを発表しました。

今回の記事では、今後の発表にも期待が高まる「Anique(アニーク)」のサービスについてわかりやすくまとめているので、日本のアニメやマンガが好きな方は一度読んでみてください。

暗号業界には「ロビー活動・教育」が必要|NY州議会議員

Clyde-Vanel

アメリカ・ニューヨーク州のClyde Vanel(クライド・ベネル)議員は、先日開催された「Ethereal Summit(イーサリアル・サミット)」の中で、現在の暗号業界には「ロビー活動」や「教育」などが必要であるとの考えを語りました。

ベネル氏は、国家は政府レベルでこの分野に関する関連規制の策定を促進していく責任があると主張しており、ニューヨークは特に「投資家保護」に関して綿密なアプローチを取っていると説明しています。

天才数学者が語る「価格上昇の起爆剤」

Charles-Crypto

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の創設者であり、天才数学者としても知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、機関投資家が本格的に暗号資産に投資できるようになるためには12〜24ヶ月ほどの期間が必要であると考ええていることを語っています。

仮想通貨業界では「過去最高値を更新する日」への期待が高まってきていますが、ホスキンソン氏はその日が訪れるまでにはもう少し時間がかかると考えており、今回のインタビューでは次の価格上昇のきっかけになると考えられる「2つの起爆剤」などについて語っています。

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