ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2021年2月7日〜13日

by BITTIMES   

2021年2月7日〜13日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2021年2月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

bitFlyer「ステーキングリワードサービス」開始

bitFlyer-Staking-Reward-Service

bitFlyer(ビットフライヤー)は2021年2月9日に、仮想通貨リスク(Lisk/LSK)を対象とした「ステーキングリワードサービス」の提供を開始したことを発表しました。

これによりビットフライヤーでLiskを保有しているユーザーは、同社がLiskのステーキングサービスに参加して獲得した報酬の一部を受け取ることができるようになりました。

Tesla「15億ドル相当のビットコイン」を購入

Tesla-Bitcoin-BTC

Elon Musk(イーロン・マスク)氏がCEOを務めている米国の大手電気自動車メーカー「Tesla(テスラ)」が、仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)に15億ドル(約1,500億円)を投資したことが米国証券取引委員会(SEC)が公開した書類によって明らかになりました。ビットコイン価格は今回の報道を受けて大幅に急騰し、過去最高値となっていた45万円を突破しました。

複数の大手企業・銀行が「仮想通貨の採用」を検討

Twitter-NedSegal-Bitcoin-BTC

仮想通貨業界ではTesla社がビットコインに投資したニュースが大きな話題となりましたが、最近では「TwitterUberJPMorgan Chase」などの関係者も『ビットコインなどの採用を検討している』といったことを語っています。

また先日は運用資産額で世界21位に位置付けられるドイツ最大級の大手銀行「ドイツ銀行(Deutsche Bank)」が、暗号資産(仮想通貨)のカストディ・ブローカー事業を扱う『ドイツ銀行デジタル資産カストディ部門』を立ち上げたことも明らかになっています。

Mastercard「年内に仮想通貨を直接サポート」

Mastercard-TOP-001

Mastercard(マスターカード)は2021年2月10日に『同社が2021年中にマスターカードのネットワークで暗号資産(仮想通貨)に直接対応する予定であること』を発表しました。

サポートする暗号資産の種類については明らかにされていないものの「価格安定性・消費者保護・コンプライアンス」などに焦点を当てて、ステーブルコインのような信頼性・セキュリティを備えた仮想通貨を採用する計画であることが報告されています。

「マスターカードが発表した内容」はこちら

BitPayカード「Apple Pay」で利用可能に

BitPay-ApplePay-TOP

仮想通貨決済関連のサービスを手掛けている米国企業「BitPay(ビットペイ)」は2021年2月12日に、同社が発行しているMastercardのプリペイドカードを利用している米国ユーザーが、同カードをApple社が提供している非接触型決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」に追加できるようになったことを発表しました。

BitPayのプリペイドカードを「Apple Pay」に追加できるようになったことによって、Apple Payを利用している人々はiPhoneやApple Watchなどでより簡単かつ安全にBitPayカードを使用した支払いを行うことができるようになりました。

BNYメロン「仮想通貨カストディサービス」提供へ

BNY-Mellon-Cryptocurrency-Custody

米国最古の銀行でありながら、世界最大のカストディアンでもある「バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNY Mellon)」は2021年2月11日に『業界初となるビットコインなどをはじめとする複数の暗号資産に対応した仮想通貨カストディ(保管・管理)サービスを2021年内に開始する予定であること』を発表しました。

「BNY Mellon」の公式発表によると、BNY Mellonは現在「複数のデジタル資産に対応したカストディプラットフォームとなるように設計されたクライアント向けのプロトタイプ」を開発しているとのことで、BNY MellonのアセットサービスCEO兼デジタル部門責任者であるRoman Regelman(ローマン・リーゲルマン)氏は『これらのサービス提供を2021年後半に開始する予定』だと説明しています。

カナダ規制当局:北米初の「ビットコインETF」承認

Canada-Bitcoin-ETF

北米で初めてとなる「ビットコインETF(上場投資信託)」がカナダの規制当局で承認されたことが明らかになりました。このETFは「トロント証券取引所」で取引される予定となっており、カナダに拠点を置く資産運用会社「Purpose Investments」が監督すると伝えられています。

トロント証券取引所に「北米初のビットコインETF」

BTC・仮想通貨の時価総額「大幅上昇」

Bitcoin-BTC-Ranking-RUB-Tesla

ビットコイン(BTC)の時価総額はここ最近の価格上昇で大幅に増加し、「ロシアルーブル(RUB)」や「Tesla(テスラ)」の時価総額を超える100兆円目前にまで到達しました。

また、暗号資産全体の時価総額は1兆4,000億ドル(約140兆円)を突破しており、Google(グーグル)の持ち株会社であるAlphabet(アルファベット)の株式「GOOGL」と「GOOG」を上回っています。

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