
イーサリアム、今後5年で「仮想通貨の王」に ー 格付け機関Weiss Ratings予想
仮想通貨(Cryptocurrency)の格付けなども行なっていることで知られている米国の調査機関「Weiss Ratings」は、時価総額ランキングで上位にランクインしている複数の暗号通貨に対する評価や今後の予想などTwitter上に投稿し、『ビットコイン(Bitcoin/BTC)は今後5年間で市場シェアの50%を失うことになり、イーサリアム(Ethereum/ETH)に抜かれることになる』という大胆な予測を発表しました。
こちらから読む:ADA,XRP同率1位「Weiss Ratings」これまでのレポート
ビットコイン(BTC)は市場シェアの半分を失う
ビットコイン(Bitcoin/BTC)について同社は、BTCの市場シェアは5年以内にイーサリアムの半分ほどにまで減少するという大胆な予測を発表しました。
これはWeiss Ratingsがイーサリアムが持つ優れたブロックチェーン技術を高く評価していることでもあり、別の言い方をするならばイーサリアムがビットコインの市場シェアを50%も上回るということを示す予想でもあります。
ビットコインの価格予想に関しては現在も大きく意見が分かれており、その他の仮想通貨投資家からは『5年後には"2,750万円"に達するだろう』との予想も出ていますが、Weiss Ratingsは、ビットコインの持つ機能性が1つしかないことなどを理由に、その将来はあまり輝かしいものではないと予想しています。
その他のビットコイン価格予想はこちら
イーサリアム(ETH)は仮想通貨の王に
イーサリアム(Ethereum/ETH)については、先述したようにその優れたテクノロジーが非常に高く評価されていますが、その他のTwitterユーザーからはこの評価に対してこれら2つの仮想通貨はそのそものコンセプトに違いがあると指摘する意見も投稿されています。
ビットコインとイーサリアムのホワイトペーパーを比較すると、それら二つの仮想通貨はそもそもの目的が大きく異なることがわかります。
ビットコインのコンセプトは、ピア・ツー・ピア(P2P)の"デジタル化された決済通貨"として機能し、金融機関を経由することなく、お金の取引を行う当事者間で直接オンライン決済を行うことを可能にするというものです。
これに対してイーサリアムは、分散型アプリケーション(Dapps)をより簡単に構築するための、代替プロトコルを作成することを目指しています。イーサリアムの新しい発想は実際にETHが公開された直後から大きな注目を集めており、現在では世界中の数多くの企業がイーサリアムの技術を活用しています。
イーサリアムの価格は、その他の仮想通貨と比較すると回復する兆しが見えづらいこともあるため「Weiss Ratings」の予想に関しては様々な意見が飛び交っています。先日は時価総額ランキング3位にランクインしていたリップル(XRP)が急速に回復したこともあり、イーサリアムは一時的に時価総額ランキングで3位に順位を下げています。
このような現状にも関わらず「Weiss Ratings」は、リップルとイーサリアムの両方を高く評価した上で、ETHはこれから大きな成長を遂げ、5年後にはビットコインを超え「仮想通貨の王」となる可能性があると予測しています。
イーサリアムのさらなる成長を予想する著名人たち
リップル(XRP)は明確な目的を持つ
リップル(Ripple/XRP)に関しては、国際送金における複数の仲介業者をなくし、迅速かつ効率的な送金手段を提供するために尽力しているRipple社の取り組みが非常に高く評価されています。
仮想通貨XRPの価格については、今後93%上昇するとの予想も発表されており、明確な使用目的が定められているリップル(XRP)の機能性やプロジェクトの進行状況などが賞賛されています。
リップルに関する最近のニュースでは、同社が来月には「xRapid」の商用アプリケーションをリリースするとも言われており、今後の発表にはより一層注目が集まっています。「RippleNet」には、これまでの間に世界中の大手金融機関が参加しているため「Weiss Ratings」のいうようにこのまま価格が回復しないという可能性は極めて低いとも考えられます。
リップルに関する注目のニュースはこちら
カルダノエイダコイン(ADA)は96%上昇する
カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)についても強気に予想している「Weiss Ratings」は、ADAが96%ほど上昇すると予測しています。
カルダノプロジェクトは以前から世界的にも大きな注目を集めており、非常に多くの人々が投資している仮想通貨の一つですが、価格に関しては下落が続いており、今月は7円近くまで価格を下げていました。
しかし18日以降は徐々に回復し始めており、21日には8円から10円まで上昇しています。
2018年9月24日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)
CARDANOに関する最近のニュースはこちら
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